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いい仕事を増やす言葉、「ありがとう」
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さて、前回のメルマガで、仕事とは「他者に役立つこと」と述べました。
このメルマガへ感想をいつもお寄せ戴いているFさんから感想メールをいただきました。
Fさんにとっての「仕事とは?」の答えは、「人にありがとうと言ってもらえること」、でした。
私はなるほど、と感じました。
ありがとうという言葉をもらえるのはまさに「その人に役立っていること」の証明そのものだからです。その意味で、Fさんの答えに100%共感・共鳴しました。
ところがその後に、管理職についてからはこの数年「ありがとう」が少なくなり、「喜んでもらえること」も減ってきていると感じ、「仕事とは?」の答えが「生きるための手段」になってきそうだということでした。
Fさんの感想メールを読み返してみて、「人からありがとうと言ってもらうこと、喜んでもらうことが仕事」という答えから、この「ありがとう」が、誰もがいい仕事ができる様になる、またいい仕事をできる人を増やすための一番大切な言葉だ!ということに気づいたのです。
私の「仕事とは?」の答え「他者に役立つ」については、実は合わせて3つの答え(要素)があります。
一つには、「他者に役立つ、誰に役立つのかが明確であること」(これが前回の内容)
二つには、「何で役立つのか(その仕事の目的と内容)が明確であること」
三つには、「自分自身の能力を向上させ、最大限に発揮していること(仕事の方法)」
この3つが「仕事とは」の構成要素であり、いい仕事をするための大切な要素でもあります。
そしてこの3つを明確に意識し、実行して仕事の成果を上げた結果として「報酬」を得ることができる、というのが私の仕事の定義なのです。
「報酬」は、「経済的報酬(金銭面)」と「精神的報酬」からなっています。
「ありがとう(感謝)」は、この「精神的報酬」の中の大きな一つだと思います。
職場内では、自分の指示、期待に対して少しでも応えてくれている部下に、また自分がいい仕事をするために指導支援してくれている上司に「ありがとう」の言葉を伝えること、これがさらに相手がいい仕事をしようと思う素になるのです。
昨日、何回「ありがとう(感謝)」の言葉を口にしましたか?
そして今日、何回「ありがとう(感謝)」の言葉を口にしますか?
職場の中だけではなく社外で、そして家庭で、社会の中で、いい仕事をしてくれている(さらにいい仕事をしてほしい)人へ「ありがとう」の言葉を。
それでは、また次回。
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