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「上司へのコーチングはできるのか?
〜上司を活かす3つのヒント」A
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前回のテーマは「上司へのコーチングはできるのか?」と言う質問。
この上司に部下がコーチングをすることは「コーチングアップ」とも呼ばれています。
さて、前号でご紹介したメルマガのバックナンバー「部下視点からのマネジメント〜部下力」シリーズ
一つでもお目を通す時間がありましたでしょうか。
今号では(お読みになっていない方のためにも)その中での上司とのコミュニケーション(コーチングを基本に)の実践ポイントをいくつかお伝えします。
No205(令和3年5月24日):『部下の視点で上司を活用するためになるほどと思った3つのこと』からの引用です(以前読まれた読者には復習です)。
上司を活かす3つのヒントを以下に紹介します。
○上司の欠点には目をつぶり、良い所を見よう
上司の部下へのコーチングの心得として「部下の良い部分や強みを見つけて活用すること」があります。
部下の一つの欠点を見つけて、だからダメだと決めつけることは、最もすべきことではないことの一つです。
その人の良い部分を見つけ、良い部分を伸ばし、活用するのです。
そして、部下の心得としても同じように「上司の良い所や強みを見つけて活用すること」です。
上司も(そしてもちろん部下も)欠点もあれば、長所もあり、得意があれば不得意もあります。
完璧な人は誰もいないのですから。
○上司を褒めよう
優秀な上司は、部下のやる気を高めるために、部下がよくやったら「よくやった。感謝するよ」等と部下を褒めます。
これもコーチングの基本「承認」と「称賛」です。
それと同じように「部下も上司を褒める」ことをやってみよう。
上司の成果や成功について一緒に喜び、いい結果を出た時には素直に言葉をかけるのです。
具体的には、「さすがですね」「勉強になります」「参考にさせていただきます」
○「恵まれない上司に恵まれている」と考えてみよう
引用元の著者の体験です。
若い頃経営者の方に上司の事で相談に行ったときにかけられた言葉で
「君が上司になった時に、ああはなりたくないと思ったことを実行しないようにすればよい。
そのために反面教師として、何がダメで、何がおかしいのかをよく観察して、ノートにでもつけておけばよい」
と言われたことが書かれていました。
この言葉を逆にすると「こうしてくれて嬉しかった、良かったと思う事があったら、これまたよく観察してノートにつけておくとよい」ということになります。
さらに、もう一歩進めて「困った上司は、(部下から見て)そのような困ったこと、イヤなことをなぜするのだろうか?」の答え迄を考えて書いておく。
その逆の「優れた上司は、(部下から見て)嬉しいこと、良かったと思うことがなぜできているのだろうか?」の答えも考えておく。
この良い点については、なぜできるのかを直接上司に訊いてみるという手もあります(もちろん上司をほめながら、感謝を伝えながら、訊くのです)。
※以上は、「バカ上司の取扱説明書」古川裕倫著、SB新書、2018年
第3章 得をするための部下の心得、より
読者の皆さんには、この3つの中で既に実践していることがあるよ、という方もいることでしょう。
また、あまり考えた事もなかったという人もいるでしょう。
3つの中でどれか、何か使えそうと思ったことがあれば、是非試みてください。
そして、これまでの実践の結果や試してみた結果を教えていただけたら嬉しいです。
それでは、また次回。
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