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「報連相で大事なこと➀〜“3つの通じる
(情報共有化の深度)”」
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今回からは、職場での情報共有を深め、いい仕事をするための『真・報連相(※)』についてシリーズでお伝えしていきます。
※『真・報連相』:一般社団法人日本報連相センターが提唱している、組織・職場でいい仕事をするための情報共有マネジメントの考え方です。真・報連相とは
メルマガ読者の皆さまには、管理者研修や新人、若手・中堅社員研修の中で「職場の報告・連絡・相談」として受講された方も多いかと思います。
「報告・連絡・相談」はまとめて「報連相」と言われ、新入社員研修の必須事項のひとつであり、PDCAサイクルと並んで、組織や職場で仕事を円滑に進めるための大切な基本とされています。
社内だけではなく、お客様や取引先との報連相も、うまくできていないと顧客満足度を低下させて、クレームを引き起こす要因ともなります。
誤った報告・連絡・相談で大きな事故を引き起こしたり、正直に報告しない不祥事の隠蔽などが明るみになったりして、会社を揺るがしかねない重大な事態になるケースもよく報道されています。
リスクマネジメントの観点からも組織の重要な機能といえます。
その一方で、職場の中では、実際の報連相の意味・内容について明確になっていないために、理解がバラバラと言う状況もよく見られます。
さて、報連相の本質は「組織(職場、チーム)で仕事に必要な情報の共有化が深まっていること」です。
研修でもお伝えして、今回も改めてよく理解してほしい「コミュニケーション(情報共有化)の「3つの通じる」のことです(下表ご参照ください)。
※上記画面をクリックすると鮮明な画像に移り、ダウンロードもできます。
単なる言葉のやりとりだけでは、真の「報連相」ができたとは言えません。
ただメールや文章で、口頭で、伝えたから“良し”、“大丈夫”と済ましていませんか。
相手(上司・同僚・部下後輩)にその言葉で伝えたい意味するところ、目的、理由・根拠までが明確に伝わって初めて、報連相が完了したと言えるのです。
つまり、仕事に必要な情報の共有化「報連相」とは、その職場の全メンバーが「言葉だけではなく、その意味まで共有されていること」なのです。
さらに「実際に必要となる対応まで導く土台となる思いや考え方までが通じ合えていること」で、初めて情報の共有化が十分に機能すると言っても過言ではありません。
一方的な伝達ではなく、必ず不明点は確認すること、また分かりにくいことは、十分に説明することです。
そのためには、質問することが大事です。
双方向の対話が成り立って、初めて共有化が進みます。
確認、質問、分かるまで聞く・訊く・話す、そして確認。
手間暇惜しまず、「3つの通じる」がどこまできているかを意識して、共有化を深めていきましょう。
それでは、また次回
※8月23日(金)午後(13時半〜16時半)、今回からのシリーズ「真・報連相」の基礎講座(zoomオンライン)を開催いたします。
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