2024年08月08日

No364:「あなたは報告される人ですか?報告する人ですか?」

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「あなたは報告される人ですか?報告する人ですか?」
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今日のテーマは『あなたは報告される人ですか?報告する人ですか?』

上司、リーダーであるあなたは、メンバーから「報告をよくされる人ですか?」
上司、リーダーではない方(又は上司がいる方)への質問は、上司に「報告をよくする人ですか?」

さあ、あなたの回答はいかがでしょうか。

もし、あまりされない(しない)と言う回答が出た場合には、どうしてなのか、そのままで良いのですか・・・とお聞きしたいですね。

報連相もコミュニケーションですから、双方向の共有化のやりとりです。
実は報告の前に何らかの指示(又は依頼)があるのです。
その返しが報告です。

そうなると指示の段階で、報告することについて触れておくことで、報告される可能性が高まります。

例えば「では、この件は○○までに終えるようお願いします。終わり次第報告してくださいね。」、「この件、来週中に終えて、私に報告してくれる。」等です。

前回のメルマガで、報告は『指示依頼されたことについて、完了したらその指示依頼元に結果を伝えること、及び担当業務について管理責任者である上司に状況を伝えること』と述べました。

報告についてさらに説明すると、指示(依頼)された仕事は、その実施をしたことで完了ではなくて、指示(依頼)元に報告して初めて完了と言えるのです。

つまり、報告はしてもしなくても良いものではなく「義務」(すべきこと)なのです。
この意味を教えて、理解・納得を得ることができれば、報告されることが増えてきます。

部下が指示されたことを完了したら直ちに報告することで、上司は部下の仕事の結果や進捗状況、仕事ぶりが把握できるのです。

また、常に上司が部下の仕事状況を把握することで、次の手や部下の指導育成や改善事項、課題を考えることができるのです。

ここまで読んだ上司、リーダーではない方は、必ず報告をすることの意味や重要性は理解できましたでしょうか。

また、どのように報告をしたらいいか分からない方は、指示を受けた段階で、いつどのように報告をすればいいのか、確認しておくことが必要なのです。

さらに言えば、報告は完了報告だけではありません。

「中間報告」という言葉があります。
終了後だけではなく、中間(途中)でも報告をした方がいい、又はすべき場合があります。

どんな場合でしょうか?指示する側、報告する側両方の視点で考えて見ましょう。

➀長い期間を要する仕事の場合(上部組織や上の上司の方針や指示に変更があった場合、上司が指示を変更することに気づいていない場合等に必要)

A途中で状況が変わった場合(外部環境の変化(取引先や顧客の要望、実施条件の変化、実施する側に別な緊急の仕事が発生した等)

B終了の目途がついた時に(次の仕事の指示や準備が先にできる)


もう一つ「事前報告」があります。この言葉はあまり聞いたことがないかもしれませんね。

例えば、複数の仕事を頼まれて一度にスタートできない場合で、最初の仕事がすべて終わる前に、2番目の仕事に取り掛かる時に、「例のご依頼の2つ目の件、これから取り組みます。何か確認がありますか?」ということで依頼された時点から何らかの変更がないかを確認できます。

他には依頼事項に取り組むにあたって計画を立てる(準備をする)必要がある時に、計画(準備)ができた時に、その報告と開始を伝えること等です。

さあ、以上のことを意識して、もっと報告される上司(リーダー)、そして報告する部下(メンバー)になりましょう。

それでは、また次回



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posted by じんさん at 00:00| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | いい仕事、いい組織づくり ヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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