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ミラクルクエスチョン(奇跡が起こって解決したら)
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現在のシリーズテーマ「問題をなくすことより目標【目指す姿】へ向かおう」。
前回は、「解決したら、達成出来たら」と言う未来の姿を仮定した質問でした。
例として、
「○○○がうまくいって解決が前進したとしたら、今と何が違ったからそうなったのでしょうか?」、
「あなたが□□□ができたとしたら、何が変わると思いますか?」
を挙げました。
この質問の究極が
今回のテーマ「ミラクルクエスチョン」です。
解決志向(ソリューションフォーカス)でのミラクルクエスチョンは以下のような質問です。
「あなたが眠っている間に奇跡が起こって、あなたが抱えている問題が全て解決してしまいました。ただ、あなたは眠っていたので問題が解決したことに気づきません。明日の朝、どのような違いから奇跡が起こって問題が解決したことが分かるでしょうか?」
いかがでしょうか?
??すぐ答えが出ますでしょうか??
少し面食らってしまう人もいるかもしれません。
これは面白いとばかりに、(自分の問題が完全に解決した状態)えおいろいろと考えだし、口にする(書き出す)人もいるかもしれません。
もう少し、具体的な問題でのミラクルクエスチョンの質問を考えてみましょう。
例えば、職場の人間関係の問題。
質問:「もし、明日の朝、会社に行ったとき職場の人間関係が、あなたが望む最高の状態になっていたとしたら、何が変わっていると思いますか?」
回答:
○職場で上司も同僚も笑顔で挨拶してくれる。
○挨拶だけではなく、気軽に雑談ができるようになっている。
○小さなことでも、困ったことを遠慮なく相談し合うことができている。
○指示、依頼されたことを実施して報告したら、「ありがとう」!と言葉をかけてくれる。
○忙しく大変そうな人に、誰もが「何か手伝うことない」と声をかけている。・・・・・
と考えていくと、以下のようなメリットがあります。
1) 目指す姿(解決した状態)が具体的なイメージ
を考えて、その姿が見えて来る。
2) 何が悪いとかうまくいかないという過去や
現状、その原因ではなく、出来ている先の姿から
未来志向になれる。
3) 未来の積極的でポジティブなイメージから自ら
も積極性な気持ちになる。
4) その中から自分自身ができる小さな行動(スモ
ールステップ)を見つけ、始めることで、一歩
前進できる。
他には、
「(奇跡が起こって)上司と最高の関係になったら、今と何が違っているでしょうか?」
「(奇跡が起こって)営業の成績が上がって目標数字を大きく上回って達成したとしたら、今と何が変わっているでしょうか?」
「(奇跡が起こって)部下や他部署、社外から様々な相談を持ち掛けられても、全て相手が満足できる対応ができるようになっているとしたら、今と何が違っているでしょうか?」
本当にそうなりたい、何とかしたいと思っている問題であればあるほど、難しい、出来ないと考えがちです。
ミラクルクエスチョンは、未来のその何とかしたいが実現している状態へ運ぶ質問です。
難しい、出来ない、大変だという意識を脇において、ミラクルクエスチョンというタイムマシン(質問)で未来の理想実現の世界に行ってみましょう。
「思うことは自由」です。
あなたの想像力、創造力、発想力を最大限に活かしてみてください。
できている、進んでいる未来の状態から考えてみる最高の「ミラクルクエスチョン」
是非トライしてみてはいかがでしょうか。
「明日の朝、どのような違いから問題が全て解決したことに気づくでしょうか?」
(問題はもちろん、あなた自身の一番解決したいことから)
それではまた次回で。
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【著書のお知らせ】
私(潟Cンタフェース代表 五十嵐仁)の著書「リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)2018年4月に発売され、お陰様で翌2019年1月末に増刷、2020年1月に第三刷、2021年2月に第四刷、そして2023年2月に第五刷となりました。アマゾン他のネット書店、セルバ出版ネット直販〔送料無料〕で販売しております。
購入前に、こちら「リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキルの読み方」をご覧の上、ぜひリーダーとしての「いい仕事」をするためのコミュニケーションのヒントを手にしていただければ嬉しいです。
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2024年12月16日
2024年12月09日
No383:「解決したとしたら、今と何が違っていますか?」
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解決したとしたら、今と何が違っていますか?
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現在のシリーズテーマ「問題をなくすことより目標【目指す姿】へ向かおう」で、前回は「スケーリングクエスチョンを活用しよう」でした。
現状が何点であっても、スケーリングクエスチョンを活用して一歩(1点)ずつ進んでいきましょう。
さて、今回のテーマは
「解決したとしたら、今と何が違っていますか?」。
これも課題解決がなかなか進まなかったり、解決策の実行可能性で行き詰まったり、そんな時に役立つ質問です。
例えば
「○○○がうまくいって解決が前進したとしたら、今と何が違ったからそうなったのでしょうか?」、
「あなたが□□□ができたとしたら、何が変わると思いますか?」等です。
前者の質問は、既に解決が進んだ、達成に近づいたと仮定して、何があれば(又は何を行えば)そうなるのかということを思い起こす(空想しかつ想像&創造する)ための質問です。
後者の質問は、既に達成したと仮定して、その状態になったことで今との違い(変化)を導き出し、目指す姿への動機付けを図ると共に、そうなることでのメリットやヒントを見つけ出す質問です。
「どうしたらできるか?」という手段を問う質問ではなく、「既にできたとしたら」、「うまく言ったとしたら」と仮定してその視点で(出来た時、進んだ時に)、今と何が違っているのか、何をしたらそうなるのか、を考えるのです。
過去及び現在のうまくいっていることではなく、未来のできていること(出来たと仮定したこと、状態)と今を比較したり、違いを見つけ出したりする質問です。
その答えとして、少しでも多くその違いや出来たことを考え出してみてください。
ある意味で「逆算思考」的な質問といえるかもしれません。
できている、進んでいる未来の状態から考えてみる、これまでやったことがなければ是非トライしてみてはいかがでしょうか。
それではまた次回で。
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解決したとしたら、今と何が違っていますか?
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現在のシリーズテーマ「問題をなくすことより目標【目指す姿】へ向かおう」で、前回は「スケーリングクエスチョンを活用しよう」でした。
現状が何点であっても、スケーリングクエスチョンを活用して一歩(1点)ずつ進んでいきましょう。
さて、今回のテーマは
「解決したとしたら、今と何が違っていますか?」。
これも課題解決がなかなか進まなかったり、解決策の実行可能性で行き詰まったり、そんな時に役立つ質問です。
例えば
「○○○がうまくいって解決が前進したとしたら、今と何が違ったからそうなったのでしょうか?」、
「あなたが□□□ができたとしたら、何が変わると思いますか?」等です。
前者の質問は、既に解決が進んだ、達成に近づいたと仮定して、何があれば(又は何を行えば)そうなるのかということを思い起こす(空想しかつ想像&創造する)ための質問です。
後者の質問は、既に達成したと仮定して、その状態になったことで今との違い(変化)を導き出し、目指す姿への動機付けを図ると共に、そうなることでのメリットやヒントを見つけ出す質問です。
「どうしたらできるか?」という手段を問う質問ではなく、「既にできたとしたら」、「うまく言ったとしたら」と仮定してその視点で(出来た時、進んだ時に)、今と何が違っているのか、何をしたらそうなるのか、を考えるのです。
過去及び現在のうまくいっていることではなく、未来のできていること(出来たと仮定したこと、状態)と今を比較したり、違いを見つけ出したりする質問です。
その答えとして、少しでも多くその違いや出来たことを考え出してみてください。
ある意味で「逆算思考」的な質問といえるかもしれません。
できている、進んでいる未来の状態から考えてみる、これまでやったことがなければ是非トライしてみてはいかがでしょうか。
それではまた次回で。
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私(潟Cンタフェース代表 五十嵐仁)の著書「リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)2018年4月に発売され、お陰様で翌2019年1月末に増刷、2020年1月に第三刷、2021年2月に第四刷、そして2023年2月に第五刷となりました。アマゾン他のネット書店、セルバ出版ネット直販〔送料無料〕で販売しております。
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2024年12月02日
No382:「スケーリングクエスチョンの活用」
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スケーリングクエスチョンを活用しよう
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現在のシリーズテーマ「問題をなくすことより目標【目指す姿】へ向かおう」で、前回は「解決ゴールに近づいている点を探そう」でした
「解決ゴールに近づいている点を探そう」を具体的に進める方法として『スケーリング(点数付け)』があります。
スケーリングは、目指す解決ゴールを10点(満点)として、現時点で何点かを自己評価します。
次に、その点数分の中身を考えて書き出したり、口にしたりします(面談やコ―チング等相手がいる場合)。
そのできている点、進んでいる点を【リソース】とも言います。
現時点での点数をきいて、さらにその中身をきくことで【リソース】を見出すことをスケーリングクエスチョンといいます。(・・・ここまでは、前回お伝えしました。)
この『スケーリングクエスチョン』は、前回お伝えした「以前より現時点で少しでも(目指す姿に向けて)進んでいることは何ですか?」
「以前よりできている点があるとしたら、それは何ですか?」
というような現時点でも解決ゴールに近づいている点を探すだけではありません。
「10点の状態はどういう状態でしょうか?どういうことが達成されれば10点といえるのでしょうか?」
と目指す解決ゴールを具体的にする質問もできます。
同様に
「では、8点の状態はどんな状態でしょうか?」、
また「一つだけ上の4点の状態は?どういうことが達成されれば4点といえるのでしょうか?」
ときくことで10点迄の途中の段階の状態やワンステップ上の課題も明確にすることができます。
どちらにしても、業務での具体的で数値化できる目標でない場合には、主観的な点数付け(スケーリング)で、点数から逆に具体的な内容、状態を考えるのです。
その他には、解決ゴールへ進んでいる段階ではなく、
「問題を解決しようという気持ちは、どれ位ありますか?」、
また「問題を解決する自信はどれ位ありますか?」、「それぞれ1〜10までに点数でお答え下さい」
で数値化してその時々の心の状態を口に出して共有化することもできます。
自問自答の場合は書き出して、自分自身で明確にしていきます。
さあ、今が何点であっても、スケーリングクエスチョンを活用して1点(一歩)ずつ進んでいきましょう。
それではまた次回で。
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【著書のお知らせ】
私(潟Cンタフェース代表 五十嵐仁)の著書「リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)2018年4月に発売され、お陰様で翌2019年1月末に増刷、2020年1月に第三刷、2021年2月に第四刷、そして2023年2月に第五刷となりました。アマゾン他のネット書店、セルバ出版ネット直販〔送料無料〕で販売しております。
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スケーリングクエスチョンを活用しよう
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現在のシリーズテーマ「問題をなくすことより目標【目指す姿】へ向かおう」で、前回は「解決ゴールに近づいている点を探そう」でした
「解決ゴールに近づいている点を探そう」を具体的に進める方法として『スケーリング(点数付け)』があります。
スケーリングは、目指す解決ゴールを10点(満点)として、現時点で何点かを自己評価します。
次に、その点数分の中身を考えて書き出したり、口にしたりします(面談やコ―チング等相手がいる場合)。
そのできている点、進んでいる点を【リソース】とも言います。
現時点での点数をきいて、さらにその中身をきくことで【リソース】を見出すことをスケーリングクエスチョンといいます。(・・・ここまでは、前回お伝えしました。)
この『スケーリングクエスチョン』は、前回お伝えした「以前より現時点で少しでも(目指す姿に向けて)進んでいることは何ですか?」
「以前よりできている点があるとしたら、それは何ですか?」
というような現時点でも解決ゴールに近づいている点を探すだけではありません。
「10点の状態はどういう状態でしょうか?どういうことが達成されれば10点といえるのでしょうか?」
と目指す解決ゴールを具体的にする質問もできます。
同様に
「では、8点の状態はどんな状態でしょうか?」、
また「一つだけ上の4点の状態は?どういうことが達成されれば4点といえるのでしょうか?」
ときくことで10点迄の途中の段階の状態やワンステップ上の課題も明確にすることができます。
どちらにしても、業務での具体的で数値化できる目標でない場合には、主観的な点数付け(スケーリング)で、点数から逆に具体的な内容、状態を考えるのです。
その他には、解決ゴールへ進んでいる段階ではなく、
「問題を解決しようという気持ちは、どれ位ありますか?」、
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で数値化してその時々の心の状態を口に出して共有化することもできます。
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