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仕事の主人公になる対話➁
〜“スキルの前に必要なこと”
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前号のテーマは
「仕事の主人公になる対話@、まず“傾聴”」。
ここでの「仕事の主人公になる対話」とは、私が今思う『コーチング』の本質的な意味表現したもの。
上司・リーダーの立場でのコーチングは“部下・メンバー”自身が「仕事の主人公になるための対話」です。
そのためにまず“傾聴”とテーマに記していましたが、何故傾聴が最初かについては、明確にお伝えしていませんでした。
あらためて、傾聴、特に積極的傾聴の3つのマインド(心構え)。
1) 共感的理解
2) 無条件の肯定的関心
3) 自己一致
この3つの要点をまとめると@共感、A承認、B誠実という言葉で簡潔に表現できる。
そしてこのようなマインドを基にし、そのための傾聴の実践スキルを実践し、メンバーとの関係をつくる。
メンバー(部下・後輩)が話しやすい、話しかけやすい、話したくなる人になること。
という事で、今回のテーマは、「仕事の主人公になる対話➁、“スキルの前に必要なこと”」。
仕事の主人公になってもらうためには、メンバーを理解し、そのために傾聴し、そしてこちらの話にも耳を傾けて貰う関係をつくることがスタート。
そのために大切なのは、
スキルと同時に先に述べた積極的傾聴の3つのマインドであり、
私が研修で伝えているコーチングの構造の3つ〔マインド・関係・スキル〕を理解し、実践すること。
この「マインド」とは、『メンバーの成長可能性を信じている』こと。
前号の、まず“傾聴”、その真の意味(一番大切な事)をお伝えしました。
再度言い換えて、伝えたいことは
「私のメンバー(部下・後輩、また同僚)は“仕事の主人公になる”可能性が高い」と信じることがスタートです。
それではまた次回で。
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