35歳に東京から北海道にUターンしてきた頃、将来は独立と言う目標はありながら、独身で身軽なこともあり、仕事以外でもいろんなことをしていた。その一つが、地域づくりの仲間との交流(といっても実態は、道内各地を遊んで歩いていただけ)。
その頃にご縁ができた中の一人に、地域づくりマガジン「かがり火」編集長の菅原歓一さんがいる。
このかがり火という雑誌は市販されていなくて、年6回配本で読者なら誰でもなれる(?)「かがり火支局長」という制度があり、私もその一人“札幌中央(まん中)支局長”となっている。
菅原さんの活動については「かがり火」日記をご参照ください。
実家(新十津川町)に帰省して戻ったら、その「かがり火」最新号(125号)が届いた。
最近はパラぱらっとしか見ていなかったが、秋葉原事件についての鍵山秀三郎氏のインタビュー記事を目にし、先ずそれを読み、他の記事もいくつか目を通した。
その中で『“脱藩公務員”の底力を見てほしい』定年前に長野県飯田市職員を辞め「地域再生診療所」を設立した井上弘司氏(同氏もかがり火支局長)の記事が目に留まった。
井上さんは、地域再生診療所を名乗っているので、「どんな難病の地域づくりにも相談にのる医師」ということになっている。しかし、診療所なので、地域再生の全てを取り扱うのではなく、大手術等が必要と判断した場合には専門家を紹介するということだ。
その専門家集団として「国境無き地域再生団(くにざかいなきちいきさいせいだん)」の仲間集めをしているとのこと。
今年に入って、企業の再生(承継)を扱う専門家集団「CRC」と言うネットワークとご縁があり、北海道の企業再生や承継に役立つようになればと応援している。
構造改革の中で、日本では地域(自治体)も企業もそして、学校も家庭も個人も再生(とより良くなる承継)を必要としているのだろう。
私の本業の企業の人材育成や組織開発では「変革」がキーワードであるが、大きな枠組みでとらえると、このままの延長線上では「かなりまずい」と言うことでは同じであろう。
脱藩公務員、地域再生診療所長の井上さんの活躍とその成果を大いに期待し、応援(今のところ声援だけですが…)しております。
地域づくりや地域再生に取組んでいる方(特に、真面目にお仕事にお悩みだけれど、何も始めていない公務員の方)、また都会で故郷を思いながら何かこの先に…と考えている方、是非一度「かがり火」を手にお取りください。(あなたも、すぐ支局長になれます)
かがり火の内容や申込は、こちらのサイトからどうぞ。
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2008年08月17日
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