昨日(2008年11月24日・月)、札幌での八尾稔啓さんのメンタルヘルスセミナー(基本編/2時間)に参加しました。
セミナー導入での話
1.労災自己死者数(年間)2千人弱 交通事故死者数(年間)5500人 自殺者数 3万人(後で調べたらその内半数が健康問題)
2.国がメンタルヘルスケアで臨床対策をしても一向に減らない。
うつ病になってからでは遅い。予防する方が大事。
3.臨床心理士(スクールカウンセラー)は文科省、産業カウンセラーは厚労省だが、どちらもカウンセリング技術だけでは役立たない。産業(ビジネス)の現場が分かる人が必要。
4.産業医は登録数で3万人以上いるが、精神科医は1千人強。しかもお医者さんは病気をつくっても(診断をくだすが)、完治する治療は十分ではない。薬を使ったらもう本当に意味では治らない。
5.精神・心身疾患者(うつ病など)の休業や自殺などの企業へのダメージは非常に大きい。
病気とは「気楽でないこと、つまりリラックスできない状態が続くこと」。
3つのリラックスの話
これは実践的でした。
1.頭のリラックス(思い込みからの脱却)
2.心のリラックス(ほめる力、ほめられ上手)
3.体のリラックス(力を抜く:「ゆらす」「ゆする」「まわす」)
この2と3では、実際にほめたり、身体を使った実習を行った。
他には、ヒーリング音楽、アロマ、ポジティブサイコロジー(健康心理学)など。
コミュニケーションも「スキル」だけではなく、身体で感じることが大事!


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