昨日(7月17日)夜は、「世界人大学」の特別講座(社会活動学科第一回)を受講。世界人大学の講座・イベントに初参加でした。
テーマは「廃棄物処理側から見た環境問題」。
講師は、北清商事株式会社代表取締役の大作佳範氏。
講師へのインタビューから始まり、クイズ形式の講義(おまけに優勝者へ自社ブランドのトマトジュース付き)で楽しく環境、ゴミ・リサイクル問題の表裏についてたくさん学習できました。
途中に「エコツーリングを実践するワーク」として、講師の大作氏が
7年ほど研鑽されている俳句の話と実際に夜の街に繰り出し(と言っても会場であったエルプラザ前周辺)で街路樹や草花を観察して俳句作り。
俳句は、じっくりと自然や身の回りも観察することから始まる。
その俳句作りの観察ツアーというか見学会は“吟行”といって、俳句仲間が郊外や遠くにお出かけすること。講師の大作さんの体験談を聞きながら、結構面白い様子が目に浮かぶ。
絵を書くスケッチなら一箇所に数時間いるのだろうけれど、俳句は頭の中で描くのだから、いろんなところを見て回るだろうし、もちろんじっと数分、数十分観察し続けることもあるだろう。
大作さんの話では、吟行の中で見知らぬ人に声をかけたり、時には家に入って行く人もいるそう。こいつは面白いご一行さまだ。
もう一つ俳句について学んだこと。俳句には「ダメ」はないそうです。
良い句は選ばれ発表されるが、ダメな句を批評・批判することはないということのようです。しかも、句を選ぶ時に誰が読んだかは最初は分からず、ただその句が読み上げられ、選ばれてから作者が分かるということ。
ということで、メインテーマもさることながら、“俳句”について大変興味をもった。
私の一句『大都市の 駅の街路樹 蜘蛛の糸』(ただ見たままじゃん)。
俳句は言葉のスケッチだ!と感じた。
ところで、参加者は少人数でしたが、私の最初の会社R社の同窓生(学校ではなく会社なのにこの言葉が合うのです)とも出会いました。
今回のテーマ環境に関係する団体北海道グリーン購入ネットワークのOさん、ナチュラルセラピストのMiyukiさん(NPO法人ジャパンセラピスト協会)、他に大学生の方々。
そして、株式会社達人コーポレーション代表取締役の木下勝寿氏。
社名を聞いただけでも面白そうな会社ですが、今度(10月)の社会人大学で講師を務めるお言うことで、今から楽しみです。
木下さんは北海道出身でも勤務経験があったのでもなく、「北の国から」にあこがれていた全くのIターン(神戸出身)とのこと。
このブログを書きながら、木下さんの会社のサイトを拝見。
「誕生物語」は読ませるものがある。
その他の頁を見ても、会社の雰囲気が目に浮かぶようだ。
私の友人(北海道をもっと良くするチームの同志)小野寺明則さんがよく言う、地域を変革するのは「よそ者、若者、ばか者」の一人に間違いない。
と話は少し横に行きましたが、世界人大学に参加して以下の3つの良いこと(学び、気づきと出会い)があった。
(1)講座の内容が面白く学べた。
(2)進め方が面白く、メインテーマ以外の気づきがあった。
(3)これから楽しみな人との出逢いがあった。
私たちの周りには(人気者の知事一人に頼るM県のようではなく、皆で知恵と力を出して)「北海道をもっと良くする」人のつながりが広まっている。
「世界人大学」というまだ先行き分からない発展可能性無限の学校(時間と空間、いやそれを超越!?)もその中核となることは間違いない!
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2009年07月18日
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