作家になったことは7、8年前に知ったが、実際に著書を読んだのは、昨年(その時の事は、こちら)
最近の写真をネット上で見ていたこともあるのか、20数年ぶりといっても、昔の印象をそれほど変わらなかった。
彼のジャンルはビジネス小説特に国際金融やエネルギー関連のジャンルの本が多い。
1冊書き上げるのに、テーマ構想から取材に半年〜1年、執筆は連載ものはその期間(数ヶ月〜半年)と言う感じらしい。
最初の頃の著作のリアリティは、彼自身の海外での経験に基づくもの。
最初に勤務の三和銀行時代には社内留学でカイロの大学で修士号を取得。
証券会社の海外部門でベトナムに2年間滞在。
ロンドンでの銀行、商社時代の国際金融プロジェクトの経験。
現在も、その変わらぬ作風はこの広範囲で綿密な取材に基づくものだろう。
※(追記)12月6日(日)の日経新聞読書欄に最新作「排出権商人」の書評がでていました。
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