札幌で人材紹介会社を経営しているリージョンズ株式会社の社長、高岡幸生さんの著書。
リーブルなにわ(大通西4丁目、日の出ビル)と、ら・がぁーる新札幌Duo店で
どちらもビジネス書棚で平積みになっていたので、どこの書店でもあるでしょう。
アマゾンでも買えます(こちらへ⇒「採用を変える、組織が変わる」)
早速買って読みました。
一言で言うと「採用面接を入り口からではなく、出口から経営戦略として考えた実践の書」です。
通常は、人材採用では(面接等を中心に)、目の前の人を見て採るかどうかを(入り口で)考えます。
この本では、その人が入ってから、辞めるまで(定年退職でも、途中でも)において、本人そして会社、採用する人(経営者、人事担当者、管理者)自身がすべて良しとなることに役立ちます。つまり、出口までを予想し、出口と言う視点から、その人を採るかどうかを考えるということです。
私は、本書を読んでそう感じました。
そのために、本書で云っていることの一つは、目の前の人物の勝ちグセ、これまでの経験による行動パターンを知る面接をすることです。
そして、それよりも前に自社が今必要な人材は、どんな状況で何ができる人なのかを具体的にすることです。
そのために何をするべきかを本書では教えてくれます。
採用面接のハウツーやテクニックではなく、経営戦略として、組織を変え、事業を伸ばす最大の資源としての人材採用と採用面接を考え、実践してきた経験に基づいたキーポイントがちりばめられています。
ビジョンを早く実現したい経営者・起業家、組織の目標を達成した幹部、正社員・パート社員問わず自ら採用する拠点長(営業所長・店長)、そしてもちろん成果を上げたい人事採用担当者に一読(そして繰りかえし10回以上は読むこと)をお勧めいたします。
また、3月10日(水)夜に、著書と同じテーマで高岡さんに、異業種交流会ABネット例会で講演していただきます。
ご都合よろしい方、ご関心のある方は是非ご参加下さい。
(ご案内は、こちら)
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