2010年05月27日

『声とことばのコミュニケーション』〜第16回ABネット例会ご報告

昨日(5月26日)に第16回ABネット例会を開催、その報告です。

今回のテーマは『声とことばのコミュニケーション』。
講師は、地域FMプロデューサーでアナウンストレーナーでもある松崎霜樹氏。コミュニケーションの基本である発声、発音の基本と実践について語られ、かつワークショップ方式で指導いただきました。キスマーク

掴みは、ラジオCM(一部TVも)のナレーションの実績例の再現。
そして、私たちは、ほとんどの場合正しく発声、発音できていない。という衝撃の事実、という話からスタート。

そして、発声の仕組み。「鼻族(鼻腔中心で発声)」「口族(口腔中心で発声)」「のど族(声帯中心で発声)」の話。
発声では、姿勢と呼吸(複式呼吸)が大事。それによって体全体を使って声を響かせること。
身体を開放させ(不必要な緊張を取り除く)、腹式呼吸で十分な息を吸い、正しい発声と発音(唇や舌、口腔で)、そして表現技術。

表現技術は、アクセント、イントネーション、強調(強さ、スピード、間)、活舌など。

高い声は説明(情報を伝えるの)に役立つ、低い声は情感を伝えるのに役立つ。

最後には、早口ことばで、適切な「発音」の練習。
何故、うまく発音できないのか、どうしたらうまくできるかを体感しました。

朝一番に、複式呼吸で息をすい、20秒以上の時間で「あ〜〜〜」の発声。そして、35秒から45秒声を出せたら、声の仕事をする基本的レベル。窓を開けてすると、不審がられるので、お風呂でやるか、逆に外の公園で(この場合新興宗教に間違われる恐れ有り)。

どうせなら「声とことばのコミュニケーション教」に各自入団し、それぞれに修行を積もう、という教祖のお言葉もありました。わーい(嬉しい顔)

(上記説明では、実際に参加していないと分かりにくい点が多々あることをお詫び申し上げます)


今回は、急な用事で出席できなくなりました連絡も数名あり、当日例会参加者は14名、懇親会は9名と最近ではこじんまりとした会合でした。

それでも、例会では、私を含め講師業(コーチング、マナー、POP他)や社内研修や専門学校の講師、カウンセラーなどの声を使った仕事の人も多く熱心な質問も多く出ていました。
懇親会では、初参加の方やお久しぶりの方もいて、教祖(?)松崎先生を囲んでいつものように楽しく盛り上がっていました。

次回(7月)は、また多数の方の参加をお待ちしておりますexclamation×2


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