私は「コーチング」と言う言葉に初めて出会ったのは、2000年のこと。
詳しくは、こちらへ「(1)私とコーチングの出会い」。
この投稿記事で言う「コーチング」は、スポーツのコーチングや指導育成と言う一般的な意味ではなく、いわゆるコミュニケーション技法としてのパーソナルコーチングのこと。
『企業研修やマネジメントで「コーチング」と言えば、コミュニケーションの実践的な体系化された方法論として、1990年代のアメリカで集大成され、1996年11月には国際コーチ連盟(ICF)がコーチの質の維持を目的に設立され、その活動は世界中に広がっています。もともとは、個人の自己実現、人生目標の達成のためのパーソナル・コーチングが中心でした。』
(インタフェースHP「マネジメンコーチング」より)
「コーチング」は、日本には1990年代終わりに、紹介・導入されました。
〔コーチ21(現・コーチエイ)が1997年から、CTIジャパンが2000年からそれぞれコーチ養成講座を開始〕その後、PHPコーチング他、海外でコーチングを学んだ人やカウンセラーやコーチングの技法に取り入れられている「NLP」や「ソリューションフォーカス」他の多様な手法が、各団体・組織によって展開されています。
現在(2012年)では、先に述べたコーチエイ(資格名は、(財)生涯学習開発財団認定コーチ)、CTIジャパン資格(CPCC)を中心に多数の団体が認定しています。
さて、このブログを読まれる方は、既にコーチング(ここから「」をはずします)をご存知の方が多いと思いますので、コーチングの概要・背景これくらいにして、本論について入ります。
これからコーチングを学ぶ方(及び学び続ける方)へ、
私自身は、CTIジャパンでコーチを学び(応用コース終了)、その後は本業の企業研修トレーナーとキャリアコンサルタント(NPO生涯学習キャリアコンサルタント)の両面で、かつコーチングを主に企業の管理監督者が活用するためにトレーニングで活用してきました。
その立場と経験・視点から、今後コーチングを学んでプロ(仕事)として活用するためについて述べていきます。
現在では、(パーソナル)コーチングのジャンルも多様化してきました。
・ビジネスコーチング ・教育コーチング ・育児コーチング ・医療コーチング ・看護コーチングそして 個人コーチング(対象者は様々)。
私の結論(主張)は
『P.専門能力〔特定の職業分野〕×C.コーチング能力』ということです。
具体的には、『販売力(販売職のプロ)×コーチング能力』とか
『接客サービス力(接客のプロ)×コーチング能力』、『営業力(営業職のプロ)×コーチング能力』ということです。
これまでコーチングのスキルを習得し、資格をとるとすぐに仕事ができるような意識で学ぶ方も多かったようですが、コミュニケーションのスキルだけでは厳しいのが現状と言わざるを得ません。
私自身で言えば、研修トレーナーとコーチングはかなり近いジャンルでしたが、
『研修のプロ〔管理者のマネジメント力についての知識・スキル〕×コーチング能力』
=管理者のマネジメントスキルとしてコーチングを習得してもらう&
その他のマネジメントスキルの習得の際にコーチングスキルやワークを活用する
『キャリアコンサルタントの専門能力×コーチング能力』=キャリアビジョンの明確化などです。
また、この『P.専門能力〔特定の職業分野〕×C.コーチング能力』は研修の企画担当者(営業職)のプロとしても、今後非常に必要とされるフレームワークだと考えます。
さて、この具体論は次のその2でさらに詳しくお話します。
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ラベル:コーチング