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本日、久しぶりの講演聴講、日経講話会(札幌)に参加しました。
テーマは「EVとリチウムイオン電池の真実」
蓄電池の技術とその開発の歴史、現状を中心にEV(電気自動車)・FCV(燃料電池自動車)、さらにはSDGsそして再生エネルギー問題から今後の電力業界の話まで、約1時間20分近く非常に関心をもって聴き、あっという間の講演でした。
国内にとどまらず海外、そして現地・現場取材、かなりの人的ネットワークからの情報収集、さすが日経記者!(と感じる久しぶり)の講演でした。また、講師竹田さん関西出身者らしく興味深く聞かせる語り口もひきつけるものがありました。
ここで、中身は詳細には述べませんが私が学んだこと(初めて知ったことも)及び感想です。
1.電池(蓄電池)では日本の技術はもともと先進的だったこと〜そのきっかけは日ロ戦争、そしてその後潜水艦へ
2.リチウムイオン電池の発明はアメリカ人、基本特許アイデアそして開発は日本人だった〜リチウムイオン電池の発明者ジョン・グッドイナフ(米人)、基本特許のアイデアは日本人、旭化成が開発し日本人2を含む3人がノーベル賞候補〜さあ今年ノ―ベル化学賞発表が楽しみ
3.リチウムイオン電池は高性能だが発火や爆発的燃焼のリスクもある
4.全部はまだ理解できていませんが、電力エネルギー問題の単純ではない問題
5.グーグル電力、アマゾン電力という消費コントロールによる電力削減
まだまだ内容盛りだくさんの講演でしたが、以上が私の中で印象深かったこと。
どちらにしても、この技術開発とエネルギー問題と言う国家・政治も絡み、しかも地球環境境問題も含む今回のテーマは、単純な分析的思考ではなく、システム思考、統合思考力が必要な課題と感じ、まだ理解不十分ですが、新聞のエネルギー問題を理解する断片的基礎は学べました。
講師の竹田編集委員ありがとうございました。
追記)講師の竹田忍氏の著書です。講演会で紹介されましたので、私も早速アマゾンで購入しました。
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2019年03月13日
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