2019年12月20日

二人アクションラーニング(質問対話)をやってみた。

banner_04.gif人気ブログランキングへ


昨日、10年前からお世話になっているT社長と先月に続いてその会社の人材・組織の課題を話し合いました。

いつもは、私が質問して話を聴いて、時々コメントをする、という形でした。
今回は、こちらから提案して「二人アクションラーニング(質問対話)」をやってみました。


T社長は、私が10年前に始めた「アクションラーニング実践コース」第1回の参加メンバー。

普通は少なくても5人から7名程度で行うアクションラーニング(質問会議)を、二人でお互い原則質問から始める、相手に質問(自問他問)だけれど、自分で答えても良い(自問自答)、手順は質問会議に則て行う。を基本ルールとして、実施しました。

先日に伺った現在の課題が「社員一人一人は熱心仕事に取り組むが、自分一人で判断し、実施してしまう」「関係者や他の部署と相談ができていない」等でしたので、今回の最初のテーマは「なぜ相談ができないのか?」で始めました。

ここでは、内容詳細には触れませんが、見えてきたのは「組織としての仕事の進め方」を正しく理解していない、各人がそれぞれの経験や知識、進め方でやっている、と言うことが『本質的な問題』となりました。


振り返りでは、「これだ!」とくっきり、ハッキリまではいきませんでしたが、だいぶ整理できた感じで、具体策も4つ挙げられました。

今回はクライアントの社長へ、訪問した面談場面でしたが、アクションラーニングの目指すところの「質問対話」は二人でも十分に機能すると言うことは感じました。

「アクションラーニング」の体験者には、「二人アクションラーニング」で意味が通じますが、未体験者の経営者、幹部の方とは、敢えてアクションラーニングは使わずに、お互い質問から始めて、まずは何が問題の本質(キーポイント)か二人で明確にしましょう。それから、課題解決の目標と具体策を考えませんか。と言って行けば使えるかなと実感しました。

とここまでこのブログ記事を書いて来て、前回(大変ブログ投稿がご無沙汰で、7月依頼ですが)の「1on1とアクションラーニング」のテーマに触れる内容だったと気付きました。


機会あれば、また「二人アクションラーニング」をやってみたいと思います。




【お知らせ】
私(潟Cンタフェース代表 五十嵐仁)の著書「リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)昨年4月に発売されました。お陰様で今年の1月末に増刷され、引き続き、全国大手書店、アマゾン他のネット書店で販売しております。

本書の内容は、「1on1」ミーティングで上司に必要とされるスキルをほとんど網羅しています。

購入(左クリックする)前に、こちら「リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキルの読み方」をご覧の上、ぜひリーダーとしての「いい仕事」をするためのヒントを手にしていただければ嬉しいです。





banner_04.gif←読まれたら、こちらクリックお願いします→人気ブログランキングへ

posted by じんさん at 08:59| 北海道 ☔| Comment(0) | いい仕事、いい組織づくり ヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
banner_04.gif←読んで面白かったらクリックしてね→人気ブログランキングへ