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今日のテーマ:
『「今年の新入社員」という人はいない』
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今回のテーマは「今年の新入社員」という人はいない。
新入社員が入り、研修も始まると、配属される先の先輩社員は「今年の新入社員」は、どんな人が来るのだろうと待ち構えていることでしょう。
複数名入社した会社では、入社してしばらくすると、「今年の新入社員は、昨年と比べて○○ですね」等の話が出てくるとことでしょう。
新入社員が一人であっても「今年(最近)の新入社員は、やっぱり〜ですね」という、世間一般的な状況やよく言われていることに合わせた話も出ることでしょう。
しかし、実際にいるのは今年入社した○○田、○○郎さん、□□沢□□美さんという一人ひとりなのです。
その一人一人の新入社員がどんな人なのかを個別によくみて、その特性を理解、把握すること、それなしでは、有効な育成支援もマネジメントもできません。
もちろん、人はすぐに理解できるものでもありません。
また、職場の先輩や上司としては、率直に話が出来る関係づくりのためには、自己開示して自分自身を理解してもらうことも大切です。
具体的には、何か教えた時「○○さんは、これについてどう思う。活用できそうなのは何?」、「□□さんは、どこまで理解できましたか?」と質問して、どう感じているのか、どう理解しているのかを答えて貰う。
ただ教えるだけではなく、一人ひとり一つひとつ確認して、理解をしてもらうのです。
目の前にいるのは「今年の新入社員」ではなく、今年、私たちの会社に入社してくれた「○○田、○○郎さん」、「□□沢□□美さん」なのです。
同様ように、うちの会社の「社員は○○」、「パート社員は□□」、また部下からウチの会社の「上司(管理者)は◇◇」という、話をしていませんか?
もちろん、私もクライアント(お客様)の経営者や人事総務部長、管理者の方々と「最近の新入社員は〜」という話はします。
以前との変化や全体傾向などの話も話題としては、多少必要なこともあるでしょう。
しかし、世間一般や世の中全体のことを話してもあまり意味がありません。
わが社の新入社員、ウチの職場(に配属された)新入社員の育成は、その一人ひとり、一つひとつをしっかりと把握し、相互理解を確認することです。
それから、その一人ひとりに合った育成方法を考えて、実施し、振り返りして、次の手を打つのです。
それでは、また次回。
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2023年04月03日
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