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今日のテーマ:『あなたの「指示や報連相」その言葉で通じていますか』
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4月に入り、先週は新入社員「報連相」1日研修を2回担当しました。
さて、この「報連相」研修では、クライアントの研修担当部長発案のケース研究が、新人の「報連相」について学びを大いに深めていました。
そのケースの一つで「お互いの“いつまで”は、違う」という気づきがありました。
ある日、上司に「急いでないから、自分の仕事優先でいいけれど、これもやっておいてね」と言われた新人の話。
「ハイ、分かりました」と答え、明日までかかる目前の仕事があったので、翌日の午後にやろうと思っていました。
翌朝上司から「昨日お願いした件、できたかい?」ときかれ、「まだです」と答えたら、「時間がかかることじゃないのに、しょうがないな!」と言われ、グサッときた、というケースです。
このケースの問題点は何か?複数あります。
上司、部下(新人)のどちらにも問題点はありますが、指示をする又は指示を受けるという立場では、「急がないとは言っても(上司は)“いつまで”にして欲しかったのか」を(部下に)伝えていない、また(上司に)聞いていないこと。
新入社員研修でのケースなので、指示を受けて部下(新人)の立場で振り返るとこのケースの新人は、自己優先で相手(上司)のことを意識したり、配慮することが不足していたとも言えます(本人は素直に上司の言葉に従っただけとおもっているのでしょうが・・・)。
(もしかすると上司も配慮して言った「急がないよ、自分の仕事優先で・・・」の言葉が、相手を傷つけてしまうという逆の結果を生んでしまったのかもしれません。)
指示も指示を受ける際、また報告、連絡も明確に伝わる言葉を使いましょう。
相手に伝わったことが通じたこと。
そのために一方通行で終わることなく、必ず通じたことが何かを確認するのです。
「わかりました。○○までに、◇◇をやり終えます!」、「ありがとう、よろしくね!」
最後に3つ質問をします。
1)「報告」と「連絡」の違い、ご存知ですか?
2)皆さんの職場では「報告」と「連絡」の違いは
全員が共通に認識されていますか?
3)「相談」は増えた方がいいのですか?減った方が
いいのですか?
メルマガ読者で「報連相」研修を受けられた方は、以上の質問へ答えられる方も多いと思います。
この質問への答えの参考としては、お時間のある時に以下のブログをご覧ください。
「職場の報連相(報告・連絡・相談)とは何ですか?」
「報告・連絡と相談との関係は」
それでは、また次回。
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2023年04月10日
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