人気ブログランキングへ
===============================
今日のテーマ:『三つ目小僧になろう〜3つの視点』
===============================
皆さん、一つ目小僧はよく聞きますよね。
ゲゲゲの鬼太郎にも出てきます。妖怪の一種ですね。
二つ目小僧、これは私たち人間がそうですね。
三つ目小僧というのも日本の妖怪であるらしいのですが、あまり知られていません。
・・・という話ではなく、ここではモノやこと、あらゆる出来事を見る際に、3つの目(視点)から見て(観て)いこうということです。
と言っても私たちは自分の目(視点)でしか、物事は捉えることはできません。
実は私たちは、物理的には同じ環境(2023年という年、日本という国等)に生きているのですが、一人ひとり見ている(認識している)世界は全く違うのです。
私の見ている世界では、私自身の実物は見えません。
私が見えている(知覚し、認識している)世界なのです。
そして、その見えている世界は人それぞれで皆違っています。
その意味では、私たちは一つ目小僧(あるいは一つ目お嬢)なのです。
この自分が見ている、認識しているというのが一つ目の見ている世界(自己の視点)。
そして目の前の相手(今、仕事や生活で関係している人)が見ている世界では、あなた自身が見えている世界なのです。
相手がどう見えているか、感じているかの世界が二つ目(相手の視点)です。
さらに、その自分と相手とも違う傍から客観的な視点から見ているのが三つ目(第三者の視点)です。
仕事、社内でいえば相手は、上司や部下、同僚等でコミュニケーションをとっている相手、社外でいえば、お客様・お取引先の相手。
相手と良好で効果的なコミュニケーションをとるためには、一つ目(自分視点)だけでは、十分ではありません。
例えば、新人の部下に指導する際、相談に乗る際などに自分が分かる言葉でいうだけでは通じないこともあるでしょう。
自分の言動(話す言葉や話し方、伝え方等)相手からはどう見えているか、感じているかが見えなければ、分からなければ、うまく伝わりません。
また、自分と相手とのやり取りを傍から見るとまた違う見え方、捉え方となります。
いわゆる第三者の視点からの見方であり、客観視するということでもあります。
直接コミュニケーションを取る相手との関係や出来事だけではなく、その他の様々な問題についても
自分の見方(認識、意見)【一つ目】、それとは
反対の見方(認識、意見)【二つ目】、そして
さらに異なる見方(ニュートラル又は第三の視点や意見)【三つ目】と少なくとも3つの視点でとらえてみようということです。
仕事の問題、課題やその他の社会での出来事も複数の要素が関係してできているのです。
自己視点だけでは問題の本質(主要因・原因)を掴むことはできません。
その問題、課題の解決を図るには、まず見方や認識を【一つ目(自己の視点)】だけではなく、【二つ目(相手、相反する視点)】、そして【三つ目(第三者、中立の視点)】までを最低限見ていくことが、有効な手立てを生むことになります。
三つ目小僧になって、3つの異なる視点で物事、出来事や関係を眺め直してみよう!
(具体的な三つ目小僧のなり方は、また今後のメルマガで)
それでは、また次回。
今回の記事へのご感想、ご意見、ご質問は、こちら迄:info*interface-h.co.jp
*を@にして送信下さい。
メールご返信をお待ちしております(^o^)丿
【著書のお知らせ】
私(潟Cンタフェース代表 五十嵐仁)の著書「リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)2018年4月に発売され、お陰様で翌2019年1月末に増刷、2020年1月に第三刷、2021年2月に第四刷、そして2023年2月に第五刷となりました。アマゾン他のネット書店、セルバ出版ネット直販〔送料無料〕で販売しております。
購入前に、こちら「リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキルの読み方」をご覧の上、ぜひリーダーとしての「いい仕事」をするためのコミュニケーションのヒントを手にしていただければ嬉しいです。
【アマゾン】上記の表紙をクリックしてください。
【楽天ブックス】リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル - カウンセリング、ティーチング、コーチング、報連相の活かし方
読まれたら、こちらのクリックもお願い致します(^o^)丿
人気ブログランキングへ
2023年05月15日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック