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「相談の本質は【相乗効果】、3つの相談」
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インタフェース五十嵐仁です。
いつも本ブログをお読みいただき、ありがとうございます。
今回のテーマは、
「相談の本質は【相乗効果】、3つの相談」です。
前回までのテーマ「効果的な相談(相談の活用と相談の対応)をするために」では、相談をする側【主に部下】、相談を受ける側【主に上司】の双方の立場から考えてきました。
実際に会社の中での「相談」は必ずしも上司(先輩)と部下(後輩)とだけではなく、いろいろな関係(同じ職場内、他部署、時には社外など)の人同士で行われます。
私の研修では、相談の本質は【相乗効果】(=二人以上でより良い問題解決)と捉えて、その目的や内容・方法を考えています。
〔これは、日本報連相センター「真・報連相」に基づくものです〕
「真・報連相」では、報連相の実践ポイントを「真・報連相のレベル表」で〔1度から5度までの5段階のレベル、全61項目〕にまとめています。
※レベル表はこちらからダウンロードできます
(但し、個人学習用で、複製・配布厳禁です)。
このレベル表の〔相談〕1度、2度迄は、前回までの相談する方〔部下の側〕の実践ポイントです。
簡潔に述べると
【相談の1度】「どうしましょうか相談」(必要な時上司、先輩に相談)
・こまめに相談しているが、時には自分一人で「どうしようか・・・」と悩んでいる
・良い人間関係の上に良い相談(報連相)ができる
【相談の2度】「こうしましょうか相談」(自分の考えを持った相談)
・相談の中で「お願い」や「問題解決」もしている
・相談した人に対して、必ず結果報告をしている
そして、さらなる「相乗効果」としては、
【相談の3度】「もっとこうしたらいいのでは相談」(自分の相談事についての意見を貰うだけではなく、お互いの相談事への提案ができる)。
・「相談」する中で「意見具申」、「情報提供」、「上司の方針や真意の確認」もしている
・お客様、上司、社内外から相談を受けている
・当面の相談だけでなく、先々のことも相談している
以上のように意図的な相談をして、相談するだけではなく相談を受ける役割も果たすことができているレベルです。
このレベル3(3度)の相談で重要なスキルは先に(No342)述べた5つのスキルの中でも「傾聴」と「質問」、そして「提案」のスキルです。
レベル1(1度)の「どうしましょうか相談」は、早めに(2度)「こうしましょうか相談」になった方がいいですし、(3度)「もっとこうしたらいいのでは相談」が積極的にできる職場は問題解決が進み、情報の共有化も深まり、円滑な業務遂行もできる職場になります。
今回お伝えしたかったのは相談の本質は【相乗効果】(=二人以上でより良い問題解決)であり、相談には3つの相談があり。その3つの相談の1度から3度へレベルアップしようというお話でした。
それでは、また次回。
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2024年04月02日
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