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大切な言葉➂ 柳生但馬守の「縁」についての言葉
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いい仕事を成すために大切な言葉シリーズ第3回は、『柳生但馬守の「縁」についての言葉』。
その言葉がタイトルになっていないのは、長いからです。
以下その全部では少し長い言葉。
柳生但馬守の言葉の下に前回紹介した「多逢聖因 縁尋機妙」の言葉。
柳生但馬守の言葉の意味は、人間関係や出会い(縁)をどのように捉え、活用するかにでその人の才能の大きさが示されるという考えを表しています。
具体的には以下のようなことです。
●小才:人に出会っても、そのご縁の価値や意味に気づかない人を指し、チャンスや可能性に気づく力が未熟であることを示している。
●中才:縁に気づくことはできても、それを活かす方法を知らない人を指し、これは、周囲の環境や人々との関係を最大限に活用する能力がまだ発展途上であることを示している。
●大才:袖ふれあう縁をも生かすとは、些細な出会いでさえも価値あるものと捉え、それを活かすことができる人を指す。
「縁尋機妙 多逢聖因」という前回お伝えした言葉を実際のモノにするには、ただいい出会いやご縁を待つのではなく、今回の言葉で示されている大才であろうとする意識や行動が必要であるということと言えます。
大才に少しでも近づくためは、具体的に仕事と結びつけて考えると以下のことと言えます。
1)日々の生活の中での小さな縁(出会い)を大切にし、関係を深める。
そのためには相手の強みや特性を理解し、それを活かし、互いに成長し支え合う関係を築くことです。
2)そのような関係を築くためにも自分自身を高め、常に学び続けることが必要です。
特にその出会った相手から学ぶことです。
3)出会いは、お互いに影響を与え合うものです。
常に相手を認め、出会ったことで得られた知識・情報、機会、経験与えてくれた相手に感謝を忘れずに、その感謝を行動で表すことです。
出会いにおいては、自分自身との考えや価値観の違いや考え方・意見も異なることもあります。
そのような場合に自分自身のモノサシを絶対視して、相手を否定することなく、その違いや異なる考えからも学ぶことです。
その意味で良い人の出会いは、相手が良い人かどうかではなく、自分にとって良い人(学び、成長させてくれる機会を与えてくれた人)と捉えることができるかどうかにかかってくるのではないでしょうか。
全ての出会いを活かす、と言ってはいても
「時には、そうはできていない自分がいます」。
「まだまだ学びと自分磨きが必要な私です」。
・・・最後は正直に話す私です・・・。
皆さん、ちょっとしたご縁、何でもない出会いを活かしていますか?
その出会いから学び、活かせる自分になろうとしていますか?
それでは、また次回。
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2024年05月13日
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