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「コーチング研修で受講者が学んだこと」
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さて、前号からは、経験から学ぶシリーズ。
今回は、先週担当した「コーチング研修で受講者が学んだこと」。
この研修は、今年で6年目、対象者は全道各地から協同組合の中堅職員、職場リーダークラス、数名係長も参加の2日間のコーチング研修。
研修内容は、以下の3項目
1. コーチングの基本とアプローチ
2. 主体性の引き出し方
3. 相談・解決コーチング
最後に「研修の振り返りと職場実践」
対話実習は、「積極的傾聴」、「解決コーチング(解決志向)」、「相談コーチング」の3つ。
最初に部下の視点で➀「優れた上司と困った上司の違い」、A「なぜその違いが生じるのか」
この2つの設問へ、これまでの経験の振り返りをグループワーク(各人の発表と共有)を実施。
最初の上司についての振り返り➀「優れた上司と困った上司の違い」で出てきた主な項目(印象に残ったこと)は下記の通り。
○部下の話を最後まで聞いてくれる
⇔●話を途中で遮り、自分の話を始める
○相談しやすい雰囲気、時間を取ってくれる
⇔●話しかけづらい、困っていても関わってくれない
〇部下にも自分の仕事を共有
⇔●部下に無関心、一人で仕事をしている
〇肯定から入り、アドバイスをくれる
⇔●否定から入り、質問ばかりする
○言葉遣いが丁寧で配慮、気遣いがある
⇔●気分次第で態度が変わる
○自分の仕事も完璧にこなしながら部下にも目配りができる
⇔●自分のしたいことにしか興味がない 等
A「なぜその違いが生じるのか」での答えとしては、以下の内容(優れた上司はどうしてそうできるようになったのか)。
◎優れた上司から学んだ
◎人材育成に関心を持ち研修等でスキルを学び実践し
て身につけた
◎周りがよく見えているから
◎相手の気持ちになって感じ、考えることの大切さを
感じ取れているから(反面教師の上司から学んだ、
●●にはならない)(自分が強く指導されたから)
(自分がしてほしいことをする) 等
職場での学び・活用実践シートから、受講者が学んだこと、実践することのいくつかを以下に。
*コミュニケーションに「100:0」はない、片方
の見方で白黒をつけない
*プラスの眼鏡で見る(強みを発見する)、ポジティ
ブな言動を心掛ける
*相手の話を最後まで聞いて、相手に話をさせて、
相手から学ぶ
*人はそれぞれ見えている世界が違うこと(様々な
考え方、見え方がある)
*可能性を信じること(人は皆、成長途中であり、
期待をする)
*目標を明確にし、共有することで意見が出てくる
ことが分かった
*コミュニケーションを取るときに、話す人の方が
大事だと思っていたが、実は聴く方のスキルが大事
だと分かった
*とにかく口に出す、書き出すことで問題が明確化
されることを実感したので、部下育成に留まらず、
日常業務でも活用していく 等
研修報告となってしまいましたが、このメルマガ読者の90%は、私共の研修参加者。
ご自身の研修を思い出し、今また何か感じることがあれば、即活用・実践ということで、最後に質問。
今回のメルマガを読んで、あなたのスモールステップ(すぐ実行できる具体的行動)は何ですか?
それでは、また次回。
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2024年06月17日
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