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「指示は仕事の出発点その1
〜効果的な指示の受け方」
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今回のテーマは、その報告の前にさかのぼり「効果的な指示の受け方」です。
指示(依頼も含め)は『仕事の出発点』です。
ここで十分に意図や具体的に実施する内容が伝わらないといい仕事ができません。
「指示(依頼)」をする側と受ける側の双方が指示の意図(目的・ねらい)を共有することが必要です。
その上で、常に「指示(依頼)」の目的と手段(具体的に実施する内容と方法)とを照し合せて確認して、実行することが求められます。
以上の3つの点を踏まえて「効果的な指示の受け方」の5つの実践ポイントをお伝えします。
@指示・依頼を受ける際は、メモを取る
*「指示・依頼」は仕事の出発点。まず指示・依頼
内容を的確に把握することです。
*仕事が重なるとついウッカリ忘れたりすることも
あります。必ず、5W3H(※)の必要項目をメモ
しておきましょう。
A疑問点や不明な点は、理解できるまで質問すること
*ただ、言葉をメモするだけではなく、実際に行動
することを考えて質問しましょう。
B5W3H(※)を活用して、要点を復唱・確認する
こと
*念には念を入れて、確認しておきましょう。
C直属の上司以外からの指示(飛び越し指示やななめ
指示)があった場合には、直属上司へ即時に報告
すること
*組織で指示・命令の一元化(ライン)は業務遂行の
原則です。
D指示・命令の遂行中に不明な点や疑問が出てきた
ら、直ちに確認すること
*指示・命令を受けた段階で分かっていても、実施
段階で不明点・疑問点などが出たら、「たぶん、
こう考えているだろう」の勝手に判断しないで直
ちに確認をする。
さあ、報告の前に大切な「指示(依頼)の受け方」のポイントを理解、習得、実践して、いい仕事のスタートを切りましょう。
上司(リーダー)の方には、目の前の部下(メンバー)が、伝えた指示・依頼をしっかりと受け止めたかどうかは、上記の5つのポイントを部下(メンバー)が実践しているかどうかが、自分自身の効果的な指示のチェック項目となります。
その上司(リーダー)の方の「効果的な指示・依頼のスキル」が、次回のテーマです。
(※)5W3H:Why(なぜ、何のために:目的・
理由)、What(何を:課題・目標)、When
(いつ:時間、時期)、Who(誰が、誰に:主
体者・対象者)、Where(どこで:場所)、
How(どのように:手段、方法)、
How much(いくら:価格、予算)、
How many(どのくらい:数量、規模)
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2024年08月13日
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