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「指示は仕事の出発点その2
〜効果的な指示のスキル・上」
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前回は、指示は職場の仕事の出発点シリーズで「効果的な指示の受け方」のテーマで、指示を受ける部下(メンバー)の立場で、5つの指示の受け方の実践ポイントをお伝えしました。
今回は、「効果的な指示のスキル」がテーマ、2回に分けてお伝えしますので,〔上・下〕の上です。
まずは、指示もコミュニケーション、3つの視点から考えます。
1つ目「指示の意図・目的」です。指示の本来の目的は、以下の3つが考えられます。
➀職場で、メンバーに的確な業務遂行をしてもらうために(仕事の出発点)
A職場の使命、目的を考えて、より効果的・効率的な業務が行われるために
B職場のメンバーの成長を図る(育成の)ために
この指示の3つの目的の➀、Aの2つを果たすためには、この仕事を誰にやってもらうかの役割分担、適切な配分を考えることが必要です。
また、Bに関しては、職場での指導育成、OJT(On the Job Training)は仕事の任せ方とも言われます。
ただ業務をやってもらうのと「相手視点」で相手の能力向上を考えた指示(任せ方)では大きく異なります。
指示を仕事の出発点と広い意味で考えた場合には、個別の仕事の指示だけでなく、以下のような仕事の指示の伝え方にはバリエーションがあります。
(@)命令(これやって下さい)上司の権限で必ずやる様に伝える、受ける側は、強制力を感じる
(A)依頼(お願いします)やってもらいたいことを頼み事として伝える
(B)相談(考えてくれないか)一緒に考えてもらい、目的・目標を共有してやり方を任せる
(C)募集(つのる)誰か、この件やってくれる人いないかな、だれができそうかな
(D)暗示(ほのめかす)これやっておいた方がいいと思うけれど、これって大事だよね
さらに仕事の出発点として、上記の相談から発展して、部下の意見・提案の採用が考えられます。
(E)承認・委任(認めて任す)本人発の意見、提案を採用・承認して、本人に実施を任せる
今回はここまで。
次回は、前に挙げた指示の例を踏まえながら、『効果的な指示のスキル』の実践ポイントを考えていきます。
それでは、また次回。
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2024年08月19日
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