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「指示は仕事の出発点その3
〜効果的な指示のスキル・下」
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前回は「効果的な指示のスキル・上」で、「指示の意図・目的」の3つと指示の仕方の6つの方法をお伝えしました。
今回は「効果的な指示のスキル・下」として、前回の6つの指示の方法を踏まえながら、『効果的な指示のスキル』の実践ポイントを考えていきます。
@指示を出す前に、目的・相手の視点で、かつ内容を共有化するためによく考えているか
*思いつくまま仕事を投げる、振る等をしていないか?(目的思考と相手中心、自分本位は×です)
A任せる仕事そのものの目的や意義を伝えているか
*その仕事の目的・意味がよく分かる(通じる)と自分で考えることができる。
B目標(ゴール)と必要な場合には手段を具体的に(相手が分かるように)伝えているか
*必要な6W3Hを入れているか。
*手段(やり方)の指示をどこまでするかは、相手のレベル・状況に応じて行う。
C相手にとっての意味や本人にとってのメリットを伝えているか
*その人にやってもらう意味、理由や本人のメリットと期待(成長機会やチャレンジの機会)を伝えて、動機づけを図ること。
D指示後のフォローも考え、実行しているか
*指示内容を共有化(メモ、業務進行表の活用)し、報告や相談の仕方についても伝えておく。
*進行中の声かけで状況把握と報告や相談しやすい状況づくりを行っておく。
丸投げ、放任は×。部下の「報連相」と効果的に結びつける
さあ日頃のご自身の仕事の指示の仕方、仕事の任せ方と照らし合わせていかがでしょうか。
もちろん、すべての仕事の指示で上記の通りとは言いません、以上はあくまでもヒントです。
急いで実施する案件の指示であれば、BとDがポイントでしょう、具体的な指示と結果報告を明確に伝えることです。
新人への仕事の任せ方であれば、➀〜D迄のフルコースで考えることが大変結構なことです。
一番問題が多いと思われる指示の仕方(仕事の任せ方)は、どんな目的、どんな相手、どんな状況でも、それらを考えずに全く同じやり方(自分の習慣的自動行動)でやっていることです。
次回は、連絡について考えていきます。
それでは、また次回で。
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2024年08月22日
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