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スケーリングクエスチョンを活用しよう
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現在のシリーズテーマ「問題をなくすことより目標【目指す姿】へ向かおう」で、前回は「解決ゴールに近づいている点を探そう」でした
「解決ゴールに近づいている点を探そう」を具体的に進める方法として『スケーリング(点数付け)』があります。
スケーリングは、目指す解決ゴールを10点(満点)として、現時点で何点かを自己評価します。
次に、その点数分の中身を考えて書き出したり、口にしたりします(面談やコ―チング等相手がいる場合)。
そのできている点、進んでいる点を【リソース】とも言います。
現時点での点数をきいて、さらにその中身をきくことで【リソース】を見出すことをスケーリングクエスチョンといいます。(・・・ここまでは、前回お伝えしました。)
この『スケーリングクエスチョン』は、前回お伝えした「以前より現時点で少しでも(目指す姿に向けて)進んでいることは何ですか?」
「以前よりできている点があるとしたら、それは何ですか?」
というような現時点でも解決ゴールに近づいている点を探すだけではありません。
「10点の状態はどういう状態でしょうか?どういうことが達成されれば10点といえるのでしょうか?」
と目指す解決ゴールを具体的にする質問もできます。
同様に
「では、8点の状態はどんな状態でしょうか?」、
また「一つだけ上の4点の状態は?どういうことが達成されれば4点といえるのでしょうか?」
ときくことで10点迄の途中の段階の状態やワンステップ上の課題も明確にすることができます。
どちらにしても、業務での具体的で数値化できる目標でない場合には、主観的な点数付け(スケーリング)で、点数から逆に具体的な内容、状態を考えるのです。
その他には、解決ゴールへ進んでいる段階ではなく、
「問題を解決しようという気持ちは、どれ位ありますか?」、
また「問題を解決する自信はどれ位ありますか?」、「それぞれ1〜10までに点数でお答え下さい」
で数値化してその時々の心の状態を口に出して共有化することもできます。
自問自答の場合は書き出して、自分自身で明確にしていきます。
さあ、今が何点であっても、スケーリングクエスチョンを活用して1点(一歩)ずつ進んでいきましょう。
それではまた次回で。
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2024年12月02日
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