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仕事の主人公になる対話@〜まず“傾聴”
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今年の仕事始めは1月6日(月)、研修の仕事始めは、先週の16日(木)・17日(金)2日間の「コーチング研修」でした。
この研修は令和元年(2019年)から担当している研修プログラムで、参加者は全道からのJA中堅職員と農業関連企業の中堅職員、大半が30代。
1日目は、コーチングの基本の考え方(マインド・関係・スキルの3つ)と3大スキル「傾聴・承認・質問」のレクチャーと「傾聴」実習、8つの実践スキルの自己チェック、最後に「解決志向(ソリューションフォーカス)」のレクチャー。
2日目は、「解決コーチング」(解決志向ベースのコーチング)と「相談コーチング」、「解決支援ミーティング」(チームコーチング)と実習の連続。
今回の研修で印象に残っていることが2つあります。
一つは、研修の途中、特に実習のあとは「振り返り」で参加者の気づいた事、学んだ事、今後に役立つ事等を発表して貰いますが、一番多く聞こえてきたのが「これまで自分は人の話を本当に聴いていなかった」だったことです。
言い換えると「聞くことは簡単だと思っていたが、本当に聴く(「積極的傾聴」)はできていなかった」ということです。
もう一つ印象に残っていることは、研修の休憩時間に3人の参加メンバーが、私の所にきて質問してくれました。
その中の一つが、「上司のコミュニケーションの問題についてどう対処したらよいのか?」という趣旨の質問でした。
一つ目の「傾聴」については、ブログ『傾聴の実践スキル』をご参照【学習・復習】ください。
管理者、リーダー、そして担当者(プレイヤー)の誰でも必須のスキルです。
今号のテーマ、「仕事の主人公になる対話@、まず“傾聴”」
の「仕事の主人公になる対話」は、私がついさっき思った『コーチング』の別の表現。
そして、上司・リーダーの立場でのコーチングは「(部下・メンバーが)自分の仕事の主人公になるための対話」。
しかしその対話を導く上司・リーダー自身が「自分の仕事の主人公」になっていることが必要となる、と思いませんか。
その「自分が自分の仕事の主人公になるための対話」が『セルフコーチング』
「みんなで自分の仕事の主人公になる対話」が『チームコーチング』。
印象に残った事の二つ目については、以下をご参照ください(前後のブログも役立ちます)。
上司へのコーチングは『コーチングアップ』と呼ばれています(以下で紹介)。
「上司へのコーチングはできるのかA〜上司を活かす3つのヒント」
『上司へのコーチングはできるのか➃〜周囲を活かすコミュニケーション』
今号は、「コーチング研修」の報告と関連するテーマのブログ紹介となりました。
引き続き次回も「コーチング」について、新たな視点から。
それではまた次回で。
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