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職場の報連相レベルアップD
「報告にもいろいろある」
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今回は、前回No.398「報告を受けるスキル」の続編、『報告にもいろいろある』。
(前回の最後から続けて)さらに言えば、
報告は「完了報告」だけではありません。
「中間報告」という言葉があります。
終了後だけではなく、中間(途中)でも報告をした方がいい、又はすべき場合があります。
さて、どんな場合でしょうか?
指示する側、報告する側両方の視点で考えて見ましょう。
➀長い期間を要する仕事の場合(上部組織や上の上司の方針や指示に変更があった場合、上司が指示を変更することに気づいていない場合等に必要)
A途中で状況が変わった場合(外部環境の変化、取引先や顧客の要望、実施条件の変化、実施する側に別な緊急の仕事が発生した等)
B終了の目途がついた時に(次の仕事の指示や準備が先にできる)
他には、「経過報告」。
これも中間報告の一つとも言えますし、完了後に「結果報告」だけではなく、経過も詳しく報告することもあります。
例えば、新しい仕事を成功させた、営業で新規の案件を決めた等で職場のメンバーにも共有するために、結果だけではなくその経過も報告(そして共有)することが必要な場合です。
少し違う角度からもう一つ、「トラブル報告」。
こちらは業務を遂行していく中でのミスやクレーム等の問題の報告。
これは発生(起こった)時に即報告することが大切です。
発生した(起こった)時に可能な限り早く、第一報を伝えることです。
トラブル対応や対処が終わった際には、トラブル対応の経過報告や完了報告となります。
最後に、「事前報告」があります。この言葉はあまり聞いたことがないかもしれませんね。
例えば、複数の仕事を頼まれて一度にスタートできない場合で、最初の仕事がまもなく終わるところで、2番目の仕事に取り掛かる前に、「例のご依頼の2つ目の件、これから取り組みます。何か確認することがありますか?」と報告し、依頼された時点から何らかの変更がないかを確認することができます。
他には依頼事項に取り組むにあたって計画を立てる(準備をする)必要がある時に、計画(準備)ができた時に、その報告と実施の開始を伝えることです。
さあ、様々な報告についても理解して、さらに大切な報告をされる上司(リーダー)、必要な報告ができる部下(メンバー)になりましょう。
それではまた次回
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