私たち夫婦が森岡ママに最初に会ったのは、今から10年くらい前です。当時ママは87歳。本当に笑顔で元気なママのお話を聞いて、元気になりました。
その後、毎年とまでいかなくても2年に1度位は、北海道にいらして、何度も仲間とお会いしました。
2000年には、私もお手伝いして知恵熱人主催で、札幌駅前のプラニスホールで講演会を行いました。その後も、何度かいらしては知恵熱人の仲間で集まりました。
2006年の知恵熱人150回記念サロンにもいらして、約60名の仲間でママを囲む会となった。
昨年の7月27日に、煉瓦亭で知恵熱人の仲間と一緒に、お会い握手したのが最後でした。
今年の3月のママ98歳の誕生日には、知恵熱人の仲間4名が秋田の病院での誕生会に参加。埼玉、愛媛、そして地元秋田の人に囲まれ、笑顔を見せていたそうです･･･。
心よりご冥福を祈ります。ママのあの笑顔をいつまでも忘れません。
新聞各紙でママの死を悼んでの記事が出されています。
山陽新聞、中国新聞、読売新聞広島版、など
森岡ママをよくご存知ではない方に、ママのプロフィールです。
「自然の森ＭＧユース・ホステル創業者。上下町名誉町民。明治43年(1910)広島県甲奴郡(こうぬぐん)上下町に生まれる。上下高等女学校、第3回卒業。戦前、新聞記者＝森岡敏之と結婚。その後、京都大学フォスコ・マライーニ氏の秘書を勤める。戦後、原爆症の夫を抱え〈広島県公認高等文化女学校〉を設立。同校長として就任。戦後の混乱期に若い女性たちへ、夢と希望を与え続けた。昭和34年(1959)広島県内初の民営ユースホステルを開設。夫を亡くした後も経営を続ける。91歳で結腸の腫瘍摘出の手術に成功し、｢出逢いは宝｣を出版。92歳で｢エイジレス章｣授賞。NHKテレビ｢人間ゆうゆう｣でも紹介されました」
（ママが創業したＭＧユースホステルのサイトより引用させていただきました）
ママの著作（インターネットで分るもの）と今年3月に出たコミック。
森岡ママは今日も笑顔で丘の上 97歳の青春を生きる (講談社BIZ)
煎豆に花が咲いた
生きるお手本―一千年のバトンタッチ 語り継ぐ希望・勇気・未来〈下〉
共著書「出会いに生きる、八十七歳の青春」福原義春サクセスフルエイジング対談 (この本は現在絶版で入手できないようです）
コミック『若者との交流を続けて半世紀。今日も青春まっただ中!「日本一のグランマ」』
ＢＥ・ＬＯＶＥ増刊「本当の感動〜あの女性の真実〜」
先週、森岡ママの冊子を読み直したばかりでした。それは「やずや」夫妻＋かたつむりの石川さんが１５年前に福岡へ講演に招き、創ったモノ。
１ヶ月前、その矢頭美世子社長が石川さんとママの見舞いに行った話を聞き、久々に読み直したのでした。
で、今日の五十嵐さんからのメールでふとここのブログに来ると・・・
私も１００歳まで生き、同じ様な大往生を迎える予定です。
東京でも共通の友人･知人はいましたが、
九州（福岡）、北海道（札幌）に離れてからも共通の知己（師と友、仲間）がいるようですね。
能力開発というか人間力という表現をすれば共通性を持つお互いですしね。
物理的な距離よりも、心理的（知的、感性的）な距離は近いのでしょう。（かなりタイプは違いますが、･･･本質はそうでもないか？）
私は、せいぜい８０歳でと思っていましたが、最近別のネットワーク（あの報連相の会です）に９７歳で新入会員が来たと言うのを聞いて、少し欲が出てきました。
そのとき本をいただき本にサインしてもらっていろんな話を聞かしてもらいました。
あれからだいぶ年月が経って自分も劇団ではない仕事し始めいろんな人達との出会いの中で自分という生き方を見つめています
その節は色々とありがとうございました。