2023年03月28日

NO296:『問題はない?!〜それは問題ではない!』

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今日のテーマ:
『問題はない?!〜それは問題ではない!』

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前回のテーマは「問題とは?」でした。

問題のない職場はない、問題のない仕事もない。
私もそう思います。

と言いながら今回のテーマのキーワードは、「問題はない」
・・・といわれたら、?(どういうことなの)、!(そうだってこと)が付きますよね。

問題はない、問題ではないとする方法(というか考え方)を3つお伝えします。

前回お伝えしたように、そもそも問題とは、現状と目指す姿(解決された姿=目標)とのギャップ。

これは目指す姿からみるからギャップなのであって、現在地(出発点)からすると、目指す目的地までの行程(又は道のり)であって、進んでいけばいいだけのこと。

あえて問題という言葉は使わず「目標達成を目指す」といえばいいだけのこと。
これが一つ目の方法(考え方)。


二つ目は、問題はできていないことという意味もある。

この意味での問題は、「できないことはない」と考えて、できるようになればいいだけのこと。

この具体的な方法は、【今から ここから 自分から】No283「できないことはない!〜3つのできない理由をなくす」を再読してみてください。


最後、三つ目は、問題と言えないものを問題としないこと、です。

じゃ何と言えばいいかというと、それは問題ではなく、自分が解決に取り組む「条件」ですあり、「環境」なのです。

人の「気持ち」や「性格」というものは、問題としないことです。
人の「気持ちは」は変わりやすい、それを問題として、コントロールしようなどとは思わない。

「性格」も同じく、長年の間に培われた人の特性(行動や感情の特徴)が性格です。
一朝一夕には変えられないものです。

「条件」や「環境」を変えるのではなく、それは前提として、自分が手に入れたいこと(目指す姿になる)ことについて自分が出来ることを考えて、実行するのです。

問題は自分自身が取り組んで解決できることを探すことなのです。
変えることができないことは問題にしないことです。



いかがしたでしょうか。
これで問題はない、、それは問題ではなくなりましたか。


それでは、また次回。



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2023年03月22日

No295:『問題とは?』

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今日のテーマ:『問題とは?』
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今回のテーマは「問題とは?」です。

職場でいい仕事をするために取り組まなければならない「問題」はたくさんあることでしょう。

ところで、その「問題」という言葉が同じ意味で認識されているでしょうか。

この「問題」とは何ですか?
という問いかけも私の研修で良くする質問の一つです。
既にこの質問の答えをご存知な方も多いかと思います。

不都合なこと、困ったこと、仕事を進める上で障害となること、自分の短所等、これらがそのまま問題というのではありません。

以上に挙げたことは全て現状なのです。
その現状と本来のあるべき姿、目指す状態、理想の姿とのギャップが問題なのです。

この「あるべき姿、目指す状態、理想の姿」は問題解決で達成すべき「目標」ともいえます。

例えば、「人前でうまく話せない(明確に相手に分かりやすく話すことがうまくない)こと」は、これは現状(自分の現在の姿)であって、だから問題なのではなく、そのためにお客様へのプレゼンテーションがうまくできない(かもしれない)⇒「お客様に分かりやすいプレゼンテーションができている」という姿(目標)とギャップが生じるかもしれないことが問題なのです。

人前で話すことは苦手だけれど、人の話をよく聴くことができる、のであれば「お客様の困っていることやニーズを把握する」ためにはプラスなことなのです。

同じ現状(自分の特性)でも目指す姿(目標)によって、問題になったり、問題ではなく強みになったりするのです。

以上のように「問題」とは単にうまくいかないこと、ではなくそのために目指す状態、あるべき姿とギャップが生じている(生じる可能性が高い)ことが問題なのです。

ということで、問題は「目指す状態・あるべき姿(目標)」と「現状」とを合わせて考えて、そこにギャップがあることなのです。

ただ単にうまくいかないこと、できていないことを問題と言っている人には、それではどうなっていたらいいの?と問いかけ「目標(解決された姿)」を答えて貰い、問題を明確にしていきましょう。


それでは、また次回。




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2023年03月16日

No294:『職場であなたの言葉は通じていますか?』

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今日のテーマ:
『職場であなたの言葉は通じていますか?』

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今日のテーマは『職場であなたの言葉は通じていますか?』です。

「はあっ?!」
「ウチの会社は外国人いないし、通じてますよ」」
「時々、通じていないと思うこと、ありますね」
「分かんない(知らない)コトバ使われることあるね」

今日のテーマを聞いて、反応はいろいろだと思いますが、日本語だから通じているのは当たり前という話ではありません。
また、知らない新しい言葉ということでもありません。

日常、職場で、仕事で普通に使っている言葉なのに、なぜか通じていないということがあったら、お互いの持っているその言葉についての意味と具体的な内容(その言葉で行動する中身)の認識が違っているのです。

私の「報連相」研修で良く行う質問ワークが職場に入ってきた新入社員に「先輩『報告』(『連絡』、『相談』)って何ですか?何をどうすることですか?」と訊かれたら何と答えますか?(このメルマガ読者の方でも質問された方も多いと思います)

「報告・連絡・相談」の意味目的は何ですか?何が大事ですか?を自分で思う答えを間上げてもらうのです。

この質問への回答は、明確に考えていなくてかなりあいまいな内容だったり、また人によって少しずつ違っていたり(時にはかなり違っていたり)します。

「報告」って何ですか?
「連絡」って何ですか?「報告と連絡」の違いは?
皆さんの回答はどのような内容でしょうか?

一般的には「報告」は、「任務・調査などを行った情況や結果について述べること」、「報告は自分より目上の人から依頼や命令を受けたので結果などを返すこと」です

「連絡」は、「お互いに情報を知らせること」です。

研修では「報告」については、特にそれが『義務(必ずしなくてはならないこと)』であり、その方法は職場で又は上司と共に共有しておくことが大切です。


そして「連絡」については、『共有化』がキーポイントです。
単に伝えた(メールした、チャットを送った、FAXした)ではなく、必ず相手に伝わったことを確認して「連絡」が完了なのです。

その他、職場で仕事で使う仕事の進め方の言葉はたくさんあります。
その意味・目的、大切なことが職場のメンバーで共通に認識され実行されているか、
是非一度確認してみて下さい。

※さらに詳しく「報連相」を学びたい方は下記サイトをご覧ください。
一般社団法人日本報連相センター
「真・報連相とは」



それでは、また次回。




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2023年03月07日

No293:『CAPDサイクルを回そう』

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今日のテーマ: 『CAPDサイクルを回そう』
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今日のテーマは『CAPDサイクルを回そう』です。

「はあっ?!」
「CAPDサイクルって何?」
「そうか!」

今日のテーマを聞いて、反応はいろいろだと思いますが、「そうか!」と思われた方、その通りです。

PDCAサイクルの始まりをCからとすること、これが「CAPDサイクル」です。

まず、仕事の課題や業務について、一定期間にこれまでやってきたことをまずCheck(評価、検証)して、次にAction(改善、活用)して、その上でPlan(計画)を立てるということです。

このCA(Check・Action)を合わせて私の研修では「振り返り」と言っています。

「振り返り(リフレクション)」とは、自分の行動や言動、内面の傾向を振り返り、改善点を見つけ出すことです。

私自身は、改善点を見つけるというよりは、実行した経験(プロセス)とその結果をよく見直して、次に活かす(活用:Try)というように表現しています。

もちろん振り返って、新しい取り組み(Try)だけではなく、継続して取り組むこと(Keep)を決めることも含みます。

今は多くの会社、組織で年度末の振り返りの時期です。

是非しっかりとC(評価、検証)から始めてA(改善、活用)、そして次なるTry&Keepを明確にしてP(計画)に取り組みましょう

A(改善、活用)とP(計画)では、抽象的な言葉ではなく、No290でお伝えした「スモールステップ」を大いに使って作りましょう!

皆さまの「C&A(振り返り)」の実践、意識してやってみたことを是非教えて下さい。

これまでに実践してきたことも大歓迎です。
ご返信(いい仕事のヒント実践での学びの分かち合いをお待ちしております!

【お知らせ】
私の著書『リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル』(2018年、セルバ出版)が2月28日に増刷(第5刷)されました。
ご関心のある方はこちらのブログ記事をご覧ください。

それでは、また次回。




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2023年02月28日

No292:『「スケーリング」を活用しよう』

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今日のテーマ: 『「スケーリング」を活用しよう』
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今日のテーマは『「スケーリング」を活用しよう』です。

「スケーリング」って何だと思いますか?
ネットで検索すると最初には「歯科で、歯石をスケーラーという器具で除去すること」と出てきますが、もちろんそんな意味のお話ではございません。

私が実施した課題解決研修、コーチング研修を受けた方で「解決志向(ソリューションフォーカス)」のセッションがあった方はご存知だと思います。

「スケーリング」とは、一言で言うと『解決を前進させるためのモノサシ』のことです。
他には『できること(能力)をもっと伸ばすためのモノサシ』とも言えます。

問題が完全に解決した状態(解決ゴールに達成した時)を10点として、現状は何点だと感じられるかを評価することです。

能力向上であれば、高めたいスキル項目が完璧にできている状態を10点として現状を点数付けすることです。

解決の取組の場合は、次のような質問をします。

「問題が完全に解決した状態を10として、最低だったスタート時を1だとしたら、現状は何点だと感じられますか?」と本人に聞きます(自分の問題であれば自問自答して点数を付けます)。
図示すると以下の様なイメージです。
IMG_20170923_183043.jpg
今6点!(6点分まで、スケールを塗りつぶす)


現状の点数をきいたら、さらに次の3つの質問をします。
質問➀:10点満点の姿(解決・達成した状態)は?⇒具体的な状態を答えて貰います。
質問➁:現状は6点として、その点数分の中身は(できている点、進んでいる点、等を聴く)
質問➂:1点前進して7点にするためにできる事は何(具体的な行動)?

◆スケーリングを有効活用するポイント
➀スケーリングは、「本人にとって」の主観的なモノサシで、点数は何点でも構わない。
➁何があるからその点数なのか、プラス面を聞く(点数=リソース)。
➂何点だと答えても、そこから1点前進するためのスタート地点 (1点アップの行動=スモールステップ)

これを使うことで、本人が解決したいことのコーチング、部下後輩の能力向上を図る育成支援に活用できます。

是非問題解決の相談を受けたり、部下指導したりする必要があれば、「スケーリング」と「スケーリングクエスチョン(質問)」を活用してみてください。

皆さまの『【スケーリング】を活用しよう』で、やってみた結果で少しでも前進したこと、気づいたこと、感じたことを是非教えて下さいね。
過去に実践したケースでも大歓迎です。
ご返信(いい仕事のヒント実践での学びの分かち合いをお待ちしております!

それでは、また次回。


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