2012年12月31日

新聞業界及びマスメディア産業と呼ばれる業界の未来予想図1

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私の主宰している異業種交流会ABネット(略称で、正式名称は Active Brain Netowork)の新年最初の例会のテーマは『新聞社の経営と業界の未来予想図』で、講師は、まもなく20年来の知己となる北海道新聞社の取締役販売局長小川直樹さん。出会ったころはお互いまだ30代で、地域づくりの会と都会の勉強会(異業種交流会)の全国大会「知恵の輪」の北海道大会の実行委員会でご一緒したのがキッカケでした。

その小川さんの講演についてはまだ何も聞いていないので、どんな内容か分かりません。それとは別に私自身も「新聞業界及びマスメディア産業の未来予想図」についてあることをキッカケに関心を持ったので、今思いつくことを書いてみたい。

そのキッカケは何かというと、年末、会社と自宅の本の整理をしてBookOffに不要な本を持ち込んで、ついでに買った文庫本4冊の中の『ほんとうに頭がよくなる「速読脳」のつくり方』(苫米地英人著、PHP文庫、2010年)を読んだことです。
この書のメインテーマの「速読法」とは別の、第3章まもなく始まる情報革命で「電子化でほろびたアメリカの新聞業界」を読んで考え始めたのです。
アメリカでは、新聞の発行部数が大幅に減り、新聞への広告費も減少して、すでに不況業種になっているということです。

また、この同書では、恐竜がほろびた例を挙げ、これまでの食べ物以外のものを食べ物と思えなかったことということに例えて、日本の新聞業界や出版業界は生き残る道(新しい食べ物、または食べ方)を探さないと絶滅するか、いまの大きな体を維持することができなくなると言っているのです。

日本の新聞業界とアメリカの新聞業界の違いとして、日本の場合には広告収入だけではなく、新聞販売店により個別配達制度や販売収入の比率が高いなどがあり、まだアメリカほどの危機に直面はしていない。
しかし、発行部数や広告費はやはり減少傾向にあり、若者の新聞離れも進んでいる。夕刊紙や中小地方紙の廃刊も出てきている。

業界全体の状況や具体的な経営の対応は、それこそ小川さんの講演に譲るとして、以下に私の思いつきについて述べる。
現状認識としては、新聞社のこれまでの食べ物は、広告収入(企業の広告出稿つまり宣伝費)と販売収入がメイン。コストは、用紙・印刷費(ハードの製作費)と人件費(記者他、ソフトの制作費といえる)で半分弱。
日経新聞は電子版を発行して、紙からインターネットへの移行を模索している。

食べ物(収入)はこれまでと変わらず、広告収入と販売収入となるが、電子化(紙がネットに移行)しても有料で販売できる情報価値をうむことができるかどうかが一つの勝負だと思う。
そのためには、今の取材力をこれまで以上にかなり高めることが必要だ。
記者の専門性を高めること、専門家のネットワーク(執筆者又は取材する情報提供者)の質と量を高めること、これまで新聞が得意としてきた情報提供の速報性(毎日発刊)と並行して、その速報の続報記事や裏付け、その後の推移の情報提供(これをネットでするのも意味がある)などです。

現在PCでのインターネットでの情報提供はまだ新聞社の記事ほどの信頼性がないように(あくまで私見ですが)感じられる。その間に、記者の情報リテラシー(情報収集と分析、判断力、その情報発信の影響性の予測、意図的な情報提供と客観的事実情報提供との区分など)を高めて、媒体が何であるかを問わず、この新聞社の記事であれば信頼性が高いというブランド力を高めることです。
そのためには、記者の取材力や記事を書く力もさることながら、情報編集力の高さが必要となる。そのためには記者にも一般のビジネスマンと同様に、課題解決力やコミュニケーション力、リーダシップが必要になってくる。新聞社の生命線が「情報リテラシー」「情報の信頼性」のブランド力という視点で見たときに、厳しいかもしれないがまだまだブランド力が高い新聞社はそう多くないと思う。

非常に思い込みの強い内容になってしまい、新聞社の未来予想図というよりは、新聞社の情報提供に対する期待ということになってしまった。
その他のマスメディアについてはまた別の機会に考えたいと思う。

参照サイト:
「存亡の危機を迎えた新聞1、2」(2009年12月9日)
http://www.geocities.jp/yamamrhr/ProIKE0911-120.html
http://www.geocities.jp/yamamrhr/ProIKE0911-121.html
「日本新聞業界の現状は」(2010年2月5日)
http://d.hatena.ne.jp/yuichi0613/20100121/1264033041


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posted by じんさん at 15:20| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 異業種交流会(ABネット)・その他ご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月26日

第25回ABネット例会(7月25日)ご報告

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昨日(平成24年7月25日・水)は、第25回ABネット例会でした。

テーマは『お客様と共に創るマーケティング』
講師は、女性視点でのマーケティング会社、潟Gルアイズ代表取締役山本亜紀子さん。

大学で心理学を学び、リクルートで営業経験を経て、専業主婦。その彼女が、なぜ起業に
いたったか。
これまでの自己紹介から始まった講演は、『顧客の満足を高めるマーケティング理論とその事例』そしてメインテーマの『お客様と共に創るマーケティングの実践』と3部構成で展開。
〔ABネット例会案内とプロフィールはこちら

明快な語り口と思いのこもった実体験、SNS“主婦ラボ” 、その会員によるモニター調査、
覆面調査。4月に創刊準備号をこの例会で創刊号が配られたマーケティングマガジン
“CuLabo(くらぼ)”紙面での顧客参加の展開事例。

顧客(消費者・利用者)がモニターやメニューの企画提案者となってまさに、提供する企業と一体になった新機軸のマーケティング活動を展開されています。

“CuLabo(くらぼ)”は、セイコーマート各店、サッポロドラッグストア、イオンの道内各店、ラッキー、ホクレンショップとエーコープ道内各店にて設置(配布)されています。

「もっと買いたくなる商品・サービス、買いに行きたくなる店舗」顧客視点で企業にも
役立つアドバイザーのエルアイズ山本社長にこれからも注目です。

例会参加メンバーは多様で、社長から企業の企画担当、流通業の幹部、会計士、学生、
震災支援事業のNPO理事長。また滝川や美唄からも参加されました。

例会後の懇親会、今回は参加者の半分以上が初参加、また7割が女性で非常に
盛り上がりました。

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posted by じんさん at 21:47| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 異業種交流会(ABネット)・その他ご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月28日

第24回ABネット例会(4月27日)ご報告

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昨日(平成24年4月27日・金)は、第24回ABネット例会でした。
昨年の10月以来なので、半年以上ぶりの開催でした。

テーマは『北海道を日本のスイスに!スマイルランド北海道を
目指すためのおもてなしの極意』
で、
マナー講師のグレイスインターナショナル代表 佐藤あけみさんにお話いただきました。
〔ABネット例会案内とプロフィールは、こちら

短大卒業後、自動車ディーラーに勤務し、CA(客室乗務員)を目指して上京。東京ディズニーランドVIPラウンジの経験を経て、英国航空で念願のCAに。その後、スイスのマナースクールをはじめ、海外での一流のマナーを習得。
・・・と言うご本人の様々な場面での豊富な経験を元にして、具体的で分かりやすい講演でした。

特にテーマの『北海道のおもてなし』については、外国人観光客らか見た北海道の(地域と人)印象、レストランや旅館での予約時の電話対応、駅や交通機関の中でのアナウンス、道民の運転マナーなど、言われて見ると、「そうだな、なるほど」と思うことばかり。

当たり前ですが、笑顔で挨拶をする、挨拶を返す、返事をする、相手・周りに人を良く見る(見守る)など当たり前(のはずのこと)を当たり前にやることの大事さを再認識しました。
北海道のおもてなしレベルを上げるのは、ここに住む私たちみんなの笑顔を挨拶(他・・・)の実践からです。

是非、佐藤あけみさんの著書サービス三流なんて言わせない!―新・北海道流おもてなし
を読んで、サービス一流、おもてなし最高の北海道を目指しましょう!!
〔ご紹介の本は、道内主要書店又は「北海道新聞社の本(ネット)」で購入できます。〕

例会(講演会)には30名が参加、例会後の懇親会にも20名が参加して大いに盛り上がり楽しい時間を過ごしました。

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posted by じんさん at 12:05| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 異業種交流会(ABネット)・その他ご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月31日

第24回ABネット例会ご案内(4月27日)

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第24回ABネット例会のご案内です。

今回は、ディズニー、ブリティッシュエアウェイズ、など国内外の接客現場でサービスと
おもてなし術を磨かれ、現在道内を中心にマナー講師としてご活躍の佐藤あけみ氏を
お招きし、
「北海道を日本のスイスに!スマイルランド北海道を
目指すためのおもてなしの極意」

のテーマでお話いただきます。

3月には著書「サービス三流なんて言わせない!―新・北海道流おもてなし」が出版。
単なるマナーノウハウ本ではなく、北海道のおもてなし意識向上にも役立つと好評を
博しています。
ABネット例会久しぶりの開催です。是非皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。


<例会ご案内>

日 時:平成24年4月27日(金) 
      18:30〜20:00(例会後、20:15〜懇親会)

場 所:かでる27 720会議室(7階) 札幌市中央区北2条西7丁目

テーマ:『北海道を日本のスイスに!スマイルランド北海道を目指すための
     おもてなしの極意』
講 師:グレースマナーズインターナショナル 代表 佐藤 あけみ 氏

◆プロフィール:
 北海道北見生まれ。札幌の短期大学を卒業後、自動車ディーラーに勤務。
 その後上京。東京ディズニーランド コカコーラVIPラウンジ勤務。ブリティッシュ
 エアウェイズ(英国航空)客室乗務員として勤務の後札幌に戻り、ヒルトン小樽で
 人事部研修担当主任として勤務。接遇マナー講師・接遇英会話講師を兼任。
 その後独立。アトランティスビューティカレッジでパーソナルカラーを学ぶ。
 ロンドンのスクールで英国式ティーマナーを学ぶ。Diploma取得。
 2007年6月スイスのフィニッシングスクール『ヴィラ・ピエールフー』留学。
 IEPコース修了。
 現在、企業・大学・病院等で接遇マナー・コミュニケーションスキル講師、
 司会として活躍中。


参加定員:30名 
例会参加費:2,000円(当日承ります) *懇親会費は別途(3,500円)

申込期日:4月24日迄(期日前でも、定員になり次第締め切ります)
申込み先:株式会社インタフェース 五十嵐 仁
      Eメール/igaj@interface-h.co.jp
   ※〔会社名、ご氏名、連絡先アドレス、例会・懇親会の出席・欠席〕をご連絡下さい。


◆「ABネット」は、人生・仕事の夢・ビジョンを持って、物心両面で豊かな人生
 を目指す人同士の相互啓発を支援する異業種交流ネットワークです。
 主な参加者は、私どもの主催講座・セミナーや研修の受講者を中心に、
 今日より“明日”さらに成長発展を目指す人です。
 自己の専門分野を磨き、社会・関係先への貢献と自己成長を図る積極人間、
 大歓迎!!〔何かを目指している、探している人ももちろんOKです〕。



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posted by じんさん at 21:13| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 異業種交流会(ABネット)・その他ご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月09日

北海道女性会議〜ウーマンズ・カフェ2nd〔10月29日〕ご案内

平成23年10月29日(土)に
『北海道女性会議〜Woman’s Cafe2nd』を開催致します。

土曜日の午後半日、札幌都心を離れ定山渓の自然環境の中で、女性だけの気軽に参加できる「講演と交流、懇親」の会です。昨年開催の第1回に引き続き2回目の開催となります。

ILM19097.JPG

◆何か少しでも変えたいな
◆今より一歩前に進みたいな
◆新しい何かをしたいなあ
◆何も具体的ではないけれど、何かしたいなあ
◆刺激を受けたいな
と思っている女性が集まって、
一歩進めるキッカケの話を聞き、語りあい、飲んで食べて
楽しく交流する場です。
         
          主宰 五十嵐 知美(潟Cンタフェース 取締役)
実施概要**************************************************
北海道女性会議 Woman’s Cafe2nd

日 時:2011年10月29日(土) 13時開始 17時半終了

講 演:『私の生き方〜人と人とのつながりで広がる可能性〜』 
 講師/原田 ひろこ 氏

交流会:グループで、対話とワークセッション『人との出会いとつながり』
 コーディネーター/潟Cンタフェース代表取締役 五十嵐 仁

懇親会:特選ディナービュフェで、懇親・交流を深めましょう!
 定山渓ビューホテルバイキングより15品目を特選。飲み放題、食べ放題、語り放題。

場 所/定山渓ビューホテル 新館2階 小会議室(第1部、第2部) コスモ(第3部)
参加定員/60名
参加費/5,000円(税込)
講演会費・交流会費・懇親会費(ビュフェ、飲み放題付)すべて込み 
       ※送迎バス代は1,000円(札幌市内から往復)

◆詳細のご案内は⇒こちら、申込は⇒こちらから

*************************************************************
講師プロフィール
原田ひろこ:昭和43年小樽市生まれ。小樽桜陽高校,国際インテリアアカデミー小樽校卒業。
 就職活動中に小樽の「マチおこし」グループとの出会いをきっかけに、地域活動にどっぷり
 はまる。札幌の建築・インテリア事務所に勤務しながら、小樽を拠点に後志、北海道へと
 活動を広げる。特に、平成6年2月に札幌で開催した「第10回知恵の輪大会in札幌」では
 実行委員の一人として活躍。その後、地域活動ができる環境に身をおきたいと26歳で
 フリーに。その後数々の紆余曲折を経て、北海道新聞関係の地域情報紙をメインに企画、
 編集、ライター業に専念して400万円貯金し、40歳までに自分が地域人として生きて
 いける土地(田舎)を見つけて地域に移住の夢を実現。現在は、40歳の誕生日に蘭越町
 に移住して3年。愛犬ラルフとともに田んぼに囲まれた家で、都会では気づかなかった
 「しあわせ」や苦労を体感しながら暮らしている。夫0、犬1、全国に仲間多数。

◇問合せ・申込先:株式会社インタフェース内 北海道女性会議事務局 五十嵐 知美
        札幌市中央区北2条西26丁目2−18 26WESTビル2F
          電話/011−632−7815 FAX/011−632−7816
          Eメール/info@interface-h.co.jp

  ※詳細ご案内は⇒こちら、お申込用紙はこちらから、FAX又はメールでご送付下さい。
  ※電話、メールで遠慮なくお問合せ下さい。
    

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posted by じんさん at 21:07| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 異業種交流会(ABネット)・その他ご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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