2009年03月05日

アクションラーニングセッション体験研修

クライアントのH社のある技術系部門では、今年度で4年間「アクションラーニングセッション(質問会議)」をベースにした課題解決研修を階層別研修プログラムとして実施してきた。

今後、集合研修だけではなく、職場内での展開を図れないかと考え、各支店の教育担当者の会議で2時間アクションラーニングの説明体験会を実施した。

課題解決研修自体は、受講者の感想やその後の実践についてもかなり評価を得ていた。勉強熱心な担当者の方はアクションラーニングをよく理解して、突っ込んだ質問も出た。

今回の説明体験会では、実際にあったケースを元に私自身が、問題提起者とアクションラーニングコーチを兼ねて実施し、参加した教育担当者の方にはセッションのメンバー体験をしてもらった。
人数も11名と通常より多かったが、さすが教育担当だけあり、積極的に質問が出ていた。

アクションラーニングについては、現在はこの1月から「アクションラーニング実践コース」(1グループで6ヶ月の継続セッションプログラム)を実施中。
また、4月以降、アクションラーニング体験会も定期的に実施する予定です。

アクションラーニングについては、下記サイト・ブログをご参照ください。
参照サイト
NPO日本アクションラーニング協会
アクションラーニングプログラム

参照ブログ
コーチングの次なるステップ、研修と実践とをつなぐ「アクションラーニング」とは
アクションラーニング体験セミナー
教育機関、公的機関におけるアクションラーニング


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2009年01月17日

アクションラーニング体験セミナー

昨日、今年はじめてのアクションラーニング体験セミナー。

5名と少人数でしたが、前向き積極的なメンバーばかりでした。
一人を除き4名は、私の案内で初めてアクションラーニングを知ったという、まさに初体験セッションでしたが、初回セッションから質問はたくさん出ました。

すぐには、問題定義の合意がとれず、1時間は越えましたが、それでもチームとしての了解を得る行動計画も出て終了。
振り返りで、問題について目指すレベルを先に確認しておけば合意が取りやすかった、など的確な発言も出た。

2回目のセッションでは、問題が課題(目標設定型)のテーマであり、明確な合意の定義がとれす、方向性の確認で終わってしまった。

最後の振り返りやセミナー後の振り返りシートでも、アクションラーニングへの関心度は非常に高かったようでした。

以下は、アクションラーニングのセッション「質問会議」についての参加メンバーの感想です。

『素直・活発な議論が苦手な組織やミーティングが型どおりの進行で終わっている職場で、より有効と感じました』

『立場・世代の異なる人同士のミーティングに有効ではないか』


今年は、1月24日からは「アクションラーニング実践コース」もスタート。北海道の会社だけではなく、役所や学校、地域社会にも、さらに、
アクションラーニングを広めてきたい。


下記の関連ブログもご覧下さい。
「意見会議」から『質問会議』へ
コーチングの次なるステップ「アクションラーニング」とは
教育機関や公的機関におけるアクションラーニングの展開
アクションラーニングを体験しませんか?


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2008年11月16日

Aさんとのコーチングにて「シェアードリーダーシップ」

もう3年近く続けているAさんとのコーチング。最初は1ヶ月に1回とか定期的であったが、現在はクライアントのAさんが希望して日程を決める。1ヶ月に2回のこともあれば、3ヶ月ぶりのときもある。

昨日は久しぶりのコーチング。その時に、Aさんの活動の方向性のキーワード(これまでもやっていたこと、さらにしていきたいことの表現)として『シェアードリーダーシップ』と『シェアードリードリーダーシップを発揮できるパートナーづくり』を発見した。
(Aさんとのコーチングでは、毎回新たなキーワード〔コンセプト〕が発見される)

彼が、非常に忙しくなる中で「分身をつくること」が必要ではないか、という話が出たのだが、しっくりこなかった。「分身」でも「補佐役」でもましては「部下」でも「弟子」でもなく、自分をある面では越える存在であり、またお互い切磋琢磨できるような存在…。その結果、発見された言葉が『シェアードリーダーシップを発揮するパートナー』であった。

「シェアードリーダシップ」とは、リーダーシップをある特定の人が発揮するというのではなく、関係するメンバーがリーダーシップを共有する、つまり、状況やテーマによってリーダーシップを発揮する人が変わるという考え方のこと。

サイト、ブログで検索したらいくつか出てきた。
関心を持った方は以下をご参照下さい。
シェアード・リーダーシップ
リーダーシップとは
リーダーシップ・パイプライン「リーダーはつながっていればできないことはほとんどない」
経営学のフロンティア第1回「リーダー育成の連鎖」

以上のブログを読んだら、神戸大学の金井先生が最近日経の経済教室でも書いていたようだ(私は、見落としてしまっていた)。

Aさんのコーチングで、出てきた言葉だが、私自身の仕事や活動にも全く持って重要なコンセプトであると再認識した。


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2008年10月07日

今年の中核リーダーセミナー本日終了

2002年にスタートして、今年で第6回を迎えた私どもの会社主催「中核リーダー育成セミナー」を昨6日から今日7日までの2日間で開催、本日終了しました。

例年14,5名前後の参加で実施していましたが、今年はなかなか参加者集まらず、これまでは最少人数の6名でした。

しかし、セミナーの2日間は、非常に充実した出会いと気づき、学びの場になったのではないかと実感し、また参加メンバーもそのような感想をセミナー終了時に発表されていました。

今年の新しいプログラムは「解決推進ミーティング(ソリューションフォーカス)」。また、少人数であったこともあり、参加メンバーの会社(職場)や仕事上での課題・問題を、質問ミーティング(アクションラーニング)、解決推進ミーティング、そしてコーチングの各セッションで可能な限り取組みました。

参加メンバーの会社(業種)も旅客運送業(バス)、食品製造業、自動車販売業(関連の研修会社)、産業機械製造業、探偵業、税理士事務所とメーカー・販売業・サービス業と多彩でした。
各業界とも共通の厳しい経営環境やその変化を認識しながら、まず自らの職場、そして自分自身から気づき、行動することを強く決意した機会であったと思います。

私自身もたくさんの気づきと学びを得た2日間でした。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。


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2008年09月23日

「意見会議」から『質問会議』へ〜アクションラーニング(質問会議)の秘密公開の書、発売


日本アクションラーニング協会代表で、私のアクションラーニング(AL)の先生である清宮普美代さんが本を出しました。
質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?PHP研究所、1260円(税込み)。

予想に反して(笑)非常に分かりやすい本でした。
アクションラーニングのミーティングセッションについて、研修担当者や組織開発などを仕事にしでいる人ではなく、普通のビジネスマンや管理者にもよく分かると思います。

私も少し前から「アクションラーニング」では難しそう(分かりにくそう)なので「質問中心ミーティング」とか「質問合意ミーティング」などと、それでも長いので「質問会議」と使い始めたところで家元(本家本元はマイケルJマーコード教授ですが)に『質問会議』の著書が出てしまいました。

しかし、この『質問会議』でアクションラーニングが少しでも多くの人、会社、組織に広がることを大いに期待しています。

『質問会議』を読まれた方是非、コメントをお寄せ下さい。
アマゾンのレビューに書かれることもお薦めします。
この件はこちらもご覧下さい。

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