2011年07月05日

本日購入の4冊の本

お久しぶりのブログです。

5月は8回投稿しましたが、6月は1回のみ。
確かに、おかげさまで毎週仕事(研修)で出ていましたが、
時間は創るも・・・。

と、振り返りはここまでとして、早速7月は時間を見つけて発信します。


今日は「お薦め本・書評など」のカテゴリーです。


 
とはいえ、実は今日買ったばかりの本と著者の紹介です。
内容紹介は、月内に(全部できるかな?)。

一冊目の著者は清宮普美代さん、NPO日本アクションラーニング協会の代表で日本で唯一の
マスターアクションラーニングコーチ。

20代の若手社員向けの「質問力」の本です。

「質問力」といえば、コーチング手法やコーチの方の本が多いですが、清宮さんの質問力は
アクションラーンニング『質問会議』がベース。

では、コーチングの本と何が違うか。
読む前でも多少推測はできるが、読んでからとします。

後ほど、またブログへお越し下さい(今月中に)。



 
二冊目は、プロコーチの加藤雅則さんの本。

加藤さんは、私が2002年からCTIのコーチングを学んだ時のリーダーの一人でした。

CTIジャパン創設者で最初の代表榎本さんを中心とした創設期のスタッフです。

書名は『自分を立て直すための対話』

今の本のテーマは、“理不尽な問題”に直面した時に「自分を立て直すための対話」によって
「問題をほぐす」というアプローチについて、ということです。
(まだ、まえがきを読んだだけです)

どんな対話について語られているのか、楽しみにしております。

読後感想は、最初の本の次なので、何とか7月中には投稿できると思います。



3冊目は、さとう秀徳さんの著書『1枚のシートでササッとアイデアが出る技術!』

さとうさんは、アイデア発想や企画開発のセミナー講師、コンサルタント。
株式会社創造システム研究所代表取締役社長。

出会ったのは、東京にいた時なので、もう17年以上も前。
大学の先輩でもある(合気道部のOB)。

メールマガジン「軽快にアイデアを生み出す【快想BOX】」は今週で480号。
まもなく、10年目になる。

毎週アイデア発想のヒントをいただいている。
軽快にアイデアを生み出す【快想BOX】
メルマガ申込は、こちらへ


最後は、播磨早苗著の『プロのコーチングスキル』。

播磨さんは著書を通してしか知りませんが、これまでの読んだ著者の本は単なるコーチングスキル
を羅列しているだけではなく、ご自身の豊富な体験に裏付けられた実践知識とスキルが、非常に
役立つと感じます。

播磨さんの著書は分かりやすいので、お客様への推薦図書にしました。







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posted by じんさん at 22:23| 北海道 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | お薦め本・書評など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月28日

講演を最大の営業にする本『坪田まり子の 士業のためのセミナー講師養成講座』


 
標題の本は、弁護士、会計士、税理士、社労士他の専門家の先生がご自身の専門分野で、講演で営業(聴講者が仕事を頼みたくなる講演)ができる考え方とその方法を伝授する唯一の書だ。

有資格者の専門家(士業)だけではなく、様々なジャンルの専門家、実務家が「あの先生(講師)、話している中身はいいんだけどねぇ。」から抜け出し、「是非この先生に相談しよう!」と思ってもらえるための紙上講座だ。

実際に著者坪田まり子さん自身、独立して最初の2週間の挨拶回り以降、営業をしていないで紹介だけで年間10ヶ月は、講師業でフル稼働となっている。

しかし、この本は、講師テクニックやスキルがたくさん書いてあるが、ただそれだけを扱う指導書ではない。
独立したのが『未来ある人を応援したい』という思いから。
そして自称『幸せ配達人』の坪田まり子さんならではの、ご自身の実践を通した学び、実績そして誠意のこめられた書だ。

「先生は何のために話をなさいますか?」

専門家の先生方対象の講師養成講座で坪田さんが最初にする質問。

この質問に対する答えは、先ず、あなた自身で考え、次に本書を手にとって(もちろん購入して)つかんでもらいたい。

そしてこの本は、1回読むだけではなく、実習(印象づくり、笑顔・表情、発声、話の組立て原稿のづくりなど)を繰り返して、活用する学習実践書だ。
まさに紙上講座といえる内容。


著者坪田まり子さんは、教師志望であったのが、全然違う仕事で社会に出て、22歳で大きな挫折を味わう。その後二番目になりたかった仕事である秘書を13年され、38歳の時にチャンスがあり講師として独立され、今は東京学芸大学の特任准教授(キャリア支援)も務める。
〔本書あとがきより〕

独立前に1度、直後に1度お会いしたことのある私には、本書を開くと坪田まり子先生の声が聞こえてくる。

お会いしたことがない方でも、ご自身の仕事を通して人に役立ちたいという誠意があり、「講演」「講師」又は人前で話すことを通して、人によい影響を与えたいと心底思っている人には、必ず伝わってくる書だ。

そして、坪田まり子先生に会いたくなると思う。
なぜなら「本書百読も先生一見に如かず」だから。

とは言え、今すぐには会えない私も「実習を実践しながら、本書百読」を目指したい。
私自身、講演で営業というレベルに自分を磨き、そしてもっと人に役立ちたいと思うから。


ご参照「坪田まり子のホームページ」


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posted by じんさん at 22:45| 北海道 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | お薦め本・書評など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月17日

採用を変える、組織が変わる


今週から書店の店頭に「採用を変える、組織が変わる」(出版社:エイチエス株式会社)という赤紫色のカバー(腰巻)の本が並んでいる。

札幌で人材紹介会社を経営しているリージョンズ株式会社の社長、高岡幸生さんの著書。

リーブルなにわ(大通西4丁目、日の出ビル)と、ら・がぁーる新札幌Duo店で
どちらもビジネス書棚で平積みになっていたので、どこの書店でもあるでしょう。

アマゾンでも買えます(こちらへ⇒「採用を変える、組織が変わる」

早速買って読みました。

一言で言うと「採用面接を入り口からではなく、出口から経営戦略として考えた実践の書」です。
通常は、人材採用では(面接等を中心に)、目の前の人を見て採るかどうかを(入り口で)考えます。

この本では、その人が入ってから、辞めるまで(定年退職でも、途中でも)において、本人そして会社、採用する人(経営者、人事担当者、管理者)自身がすべて良しとなることに役立ちます。つまり、出口までを予想し、出口と言う視点から、その人を採るかどうかを考えるということです。
私は、本書を読んでそう感じました。

そのために、本書で云っていることの一つは、目の前の人物の勝ちグセ、これまでの経験による行動パターンを知る面接をすることです。
そして、それよりも前に自社が今必要な人材は、どんな状況で何ができる人なのかを具体的にすることです。
そのために何をするべきかを本書では教えてくれます。

採用面接のハウツーやテクニックではなく、経営戦略として、組織を変え、事業を伸ばす最大の資源としての人材採用と採用面接を考え、実践してきた経験に基づいたキーポイントがちりばめられています。

ビジョンを早く実現したい経営者・起業家、組織の目標を達成した幹部、正社員・パート社員問わず自ら採用する拠点長(営業所長・店長)、そしてもちろん成果を上げたい人事採用担当者に一読(そして繰りかえし10回以上は読むこと)をお勧めいたします。


また、3月10日(水)夜に、著書と同じテーマで高岡さんに、異業種交流会ABネット例会で講演していただきます。

ご都合よろしい方、ご関心のある方は是非ご参加下さい。

(ご案内は、こちら


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posted by じんさん at 10:00| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | お薦め本・書評など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月05日

映画「降りてゆく生き方」を見て感じたこと

先日(10月3日)札幌で初めての映画「降りてゆく生き方」の上映会があり、映画を見て、その後のトークセッションに途中まで参加。

映画は、非常に面白かった。
日本の社会、また今という時代の世界(地球)が直面している様々な課題やテーマについての洞察や活動、またこれからの生き方について考えさせられるエッセンスがちりばめられた見る人によって様々な意味が捉えられるような万華鏡のような映画だった。

ストーリーは、いくつかのモチーフが交差している。
200名の人と逢い、300冊の本を読破してつくったオリジナルのシナリオということは実感できる。

あらすじを含めストーリーは語らない約束のようなので、もう少し詳しく知りたい方、また近くで上映会がないか知りたい方は、この映画の公式サイト(こちら)をご覧下さい。


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posted by じんさん at 19:37| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | お薦め本・書評など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月25日

観光ホテルのことを考えていたら出会った「星野リゾートの事件簿」

 先週の月曜日(9月17日)上京して、ご縁のあるホテル(セミナーホテルに特化して強みを発揮しいてる)に人事研修の責任者にお会いした。
 このホテルは、全国に15の施設を持つ観光ホテルグループの一員でもある。
 
その訪問の詳細はまた別稿にするとして、その夜泊まった外苑前のホテルの近くの大戸屋さんで夕食後、ぶらりと書店に寄ったら、平積みの本の中から「星野リゾート事件簿」と言うタイトルが目に入った。
(余談だが、現在国内外に240店舗を持つ株式公開企業となったこの会社の三森久実社長がまだ30歳の頃、ある講座でご一緒した。あの頃はまだ池袋の本店と他に2店を持つ食堂だった。確かに、その時からビジョンは持っていた。素晴らしい発展ぶりであり、また久しぶりに食べたら非常に良心的な経営を実践していると感じた〜つまり美味しかった。)


 今は、観光リゾート業界でかなり有名な星野リゾートの現場で起きたストーリーを追った「日経トップリーダー(旧:日経ベンチャー)」誌の連載記事をまとめた本だった。

 この本及び少し前から雑誌やネットなど、下記(※)で目にしていた星野佳路という経営者について情報からの、彼の経営の本質について(私の理解は、これだ!)以下にまとめてみた。
「ビジネスパースン半生記:星野佳路」
  「フロントランナー:星野佳路」
  「ドリームゲートインタビュー」

(1)経営と事業の戦略・方針はトップが責任を持って打ち出す。その考え方を従業員共有化し、その戦術展開を行っている。

(2)多くのリゾート・宿泊施設を手がけているので、それぞれにマーケティングに基づき、個別の戦略(コンセプト)を打ち立てている。

(3)その戦略のもとに、具体的な戦術展開は、責任者(総支配人や女将)に任せ、かつ「問いかけ」により方向性は間違えないように支援している。

(4)施設に元からいる人材、中途採用の異業種からの人材、新卒人材などの多様な従業員にその戦略による方向性を示し、やる気を能力を引き出している。

(5)従業員が上からの指示に従って行動するのではなく、自ら共感しているコンセプトにより、自ら感じている方針(お客様の満足)により自ら動く、という仕組みと風土をつくりあげている。


 さらに要約すると、星野氏自身最初とそして次に星野リゾートでの経験、つまりトップダウン的な経営での失敗と言う学習を活かして、
『「情報公開」と「フラットな組織」で、上記の共感ある戦略(ビジョン、コンセプトなどモノサシになるようなもの)の共有化とスタッフ中心の戦術展開を行っている』
となります。

 先に掲載したネット情報は、ほとんど星野氏へのインタビュー記事でしたが、本書はスタッフへの取材記事、そのストーリーから浮かび上がってきたことから、それが実際に機能していると感じました。

 もとより私自身、人の意識・行動とマネジメントの側面からの視点であることはいうまでありませんが。


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posted by じんさん at 15:57| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | お薦め本・書評など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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