昨日(7月19日)は、夕張一泊ドライブの旅の寄り道編(ゆにガーデン)についてでしたが、今日は本編の「夕張見て歩る記」。
昨日は、ゆにガーデンに寄り道の後、夕張には3時半頃に着いて、
早速
石炭の歴史村「石炭博物館」へ。
私の父の父(祖父)は歌志内で食堂(ラーメン屋)をやっていました。また、母の妹の旦那さんが上砂川の炭鉱で働いていたので、小さい頃の思い出として、炭鉱街のにぎやかさを覚えています。
夕張に炭鉱があったときには行ったことはありませんが、やはり往時は数多くあった北海道の炭鉱都市の中でも最大級でしたので、すごかったのだと思います。
道外の人は夕張と言えば、メロンと映画祭、そして残念ながら今では自治体の「財政再建団体」として知っていることでしょう。
さて、石炭博物館では、その炭鉱のマチの歴史(北海道における石炭資源の探索から始まる炭鉱開発、そして戦後の最盛期、そしてその後の明暗)と炭鉱の仕事、生活が展示されています。
最盛時の昭和35年には人口は約12万に達し、映画館も17館あったそうです。
一番印象深かったのは「坑道展示」そして実際の炭鉱後の
「史蹟夕張鉱」キャプランプだけの真っ暗な中での見学です。
これは是非1度見に来てほしいと感じました。
修学旅行や研修旅行で来る小中学生も多いようです。
今日(20日)は、
「夕張市美術館」と
「夕張キネマ館」、「昭和レトロ館」、
「北の零年、希望の社」を見てきました。
中では夕張美術館での
『山田光造 展』これは圧巻です。
また、往時の夕張で活躍した炭鉱画家や道内の画家の絵で、かなり素晴しいものがありました。
山田光造氏(1945年、岐阜県生まれ、生家は石屋)は、「石刻画」と言う独自の開発した技法で平面の色彩のある彫刻というか、絵というよりは、時空を超えた「アート」の世界を表現しています。
ニューヨークをはじめ、欧米他7カ国で国家主催の個展、また2005年「愛・地球博」でのVIPの貴賓室での展示、この7月の北海道洞爺湖サミットの会場、ウィンザーホテルでも飾られた屏風画も展示されていました。
この山田光造展は7月1日から9月15日まで開催されています。
会期中は無休です。
学芸員は昨年、さいたま出身で、縁あって夕張に来た23歳の好青年。
彼との語らいも楽しい時間でした。
「夕張キネマ館」も映画ファンにおススメです。
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posted by じんさん at 17:38| 🌁|
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