2024年12月16日

No384:「ミラクルクエスチョン(奇跡が起こって解決したら)」

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ミラクルクエスチョン(奇跡が起こって解決したら)
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現在のシリーズテーマ「問題をなくすことより目標【目指す姿】へ向かおう」

前回は、「解決したら、達成出来たら」と言う未来の姿を仮定した質問でした。

例として、
「○○○がうまくいって解決が前進したとしたら、今と何が違ったからそうなったのでしょうか?」、
「あなたが□□□ができたとしたら、何が変わると思いますか?」

を挙げました。

この質問の究極が
今回のテーマ「ミラクルクエスチョン」です。

解決志向(ソリューションフォーカス)でのミラクルクエスチョンは以下のような質問です。

「あなたが眠っている間に奇跡が起こって、あなたが抱えている問題が全て解決してしまいました。ただ、あなたは眠っていたので問題が解決したことに気づきません。明日の朝、どのような違いから奇跡が起こって問題が解決したことが分かるでしょうか?」

いかがでしょうか?
??すぐ答えが出ますでしょうか??

少し面食らってしまう人もいるかもしれません。
これは面白いとばかりに、(自分の問題が完全に解決した状態)えおいろいろと考えだし、口にする(書き出す)人もいるかもしれません。

もう少し、具体的な問題でのミラクルクエスチョンの質問を考えてみましょう。

例えば、職場の人間関係の問題。
質問:「もし、明日の朝、会社に行ったとき職場の人間関係が、あなたが望む最高の状態になっていたとしたら、何が変わっていると思いますか?」

回答:
○職場で上司も同僚も笑顔で挨拶してくれる。
○挨拶だけではなく、気軽に雑談ができるようになっている。
○小さなことでも、困ったことを遠慮なく相談し合うことができている。
○指示、依頼されたことを実施して報告したら、「ありがとう」!と言葉をかけてくれる。
○忙しく大変そうな人に、誰もが「何か手伝うことない」と声をかけている。・・・・・

と考えていくと、以下のようなメリットがあります。
1) 目指す姿(解決した状態)が具体的なイメージ
 を考えて、その姿が見えて来る。
2) 何が悪いとかうまくいかないという過去や
 現状、その原因ではなく、出来ている先の姿から
 未来志向になれる。
3) 未来の積極的でポジティブなイメージから自ら
 も積極性な気持ちになる。
4) その中から自分自身ができる小さな行動(スモ
 ールステップ)を見つけ、始めることで、一歩
 前進できる。


他には、
「(奇跡が起こって)上司と最高の関係になったら、今と何が違っているでしょうか?」

「(奇跡が起こって)営業の成績が上がって目標数字を大きく上回って達成したとしたら、今と何が変わっているでしょうか?」

「(奇跡が起こって)部下や他部署、社外から様々な相談を持ち掛けられても、全て相手が満足できる対応ができるようになっているとしたら、今と何が違っているでしょうか?」


本当にそうなりたい、何とかしたいと思っている問題であればあるほど、難しい、出来ないと考えがちです。
ミラクルクエスチョンは、未来のその何とかしたいが実現している状態へ運ぶ質問です。

難しい、出来ない、大変だという意識を脇において、ミラクルクエスチョンというタイムマシン(質問)で未来の理想実現の世界に行ってみましょう。

「思うことは自由」です。
あなたの想像力、創造力、発想力を最大限に活かしてみてください。

できている、進んでいる未来の状態から考えてみる最高の「ミラクルクエスチョン」
是非トライしてみてはいかがでしょうか。

「明日の朝、どのような違いから問題が全て解決したことに気づくでしょうか?」
(問題はもちろん、あなた自身の一番解決したいことから)




それではまた次回で。


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2024年12月09日

No383:「解決したとしたら、今と何が違っていますか?」

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解決したとしたら、今と何が違っていますか?
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現在のシリーズテーマ「問題をなくすことより目標【目指す姿】へ向かおう」で、前回は「スケーリングクエスチョンを活用しよう」でした。
 
現状が何点であっても、スケーリングクエスチョンを活用して一歩(1点)ずつ進んでいきましょう。


さて、今回のテーマは
「解決したとしたら、今と何が違っていますか?」
これも課題解決がなかなか進まなかったり、解決策の実行可能性で行き詰まったり、そんな時に役立つ質問です。

例えば
「○○○がうまくいって解決が前進したとしたら、今と何が違ったからそうなったのでしょうか?」、
「あなたが□□□ができたとしたら、何が変わると思いますか?」
等です。

前者の質問は、既に解決が進んだ、達成に近づいたと仮定して、何があれば(又は何を行えば)そうなるのかということを思い起こす(空想しかつ想像&創造する)ための質問です。

後者の質問は、既に達成したと仮定して、その状態になったことで今との違い(変化)を導き出し、目指す姿への動機付けを図ると共に、そうなることでのメリットやヒントを見つけ出す質問です。

「どうしたらできるか?」という手段を問う質問ではなく、「既にできたとしたら」、「うまく言ったとしたら」と仮定してその視点で(出来た時、進んだ時に)、今と何が違っているのか、何をしたらそうなるのか、を考えるのです。

過去及び現在のうまくいっていることではなく、未来のできていること(出来たと仮定したこと、状態)と今を比較したり、違いを見つけ出したりする質問です。

その答えとして、少しでも多くその違いや出来たことを考え出してみてください。

ある意味で「逆算思考」的な質問といえるかもしれません。

できている、進んでいる未来の状態から考えてみる、これまでやったことがなければ是非トライしてみてはいかがでしょうか。

それではまた次回で。


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2024年12月02日

No382:「スケーリングクエスチョンの活用」

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スケーリングクエスチョンを活用しよう
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現在のシリーズテーマ「問題をなくすことより目標【目指す姿】へ向かおう」で、前回は「解決ゴールに近づいている点を探そう」でした

「解決ゴールに近づいている点を探そう」を具体的に進める方法として『スケーリング(点数付け)』があります。

スケーリングは、目指す解決ゴールを10点(満点)として、現時点で何点かを自己評価します。

次に、その点数分の中身を考えて書き出したり、口にしたりします(面談やコ―チング等相手がいる場合)。
そのできている点、進んでいる点を【リソース】とも言います。

現時点での点数をきいて、さらにその中身をきくことで【リソース】を見出すことをスケーリングクエスチョンといいます。(・・・ここまでは、前回お伝えしました。)

この『スケーリングクエスチョン』は、前回お伝えした「以前より現時点で少しでも(目指す姿に向けて)進んでいることは何ですか?」
「以前よりできている点があるとしたら、それは何ですか?」

というような現時点でも解決ゴールに近づいている点を探すだけではありません。

「10点の状態はどういう状態でしょうか?どういうことが達成されれば10点といえるのでしょうか?」
と目指す解決ゴールを具体的にする質問もできます。

同様に
「では、8点の状態はどんな状態でしょうか?」
また「一つだけ上の4点の状態は?どういうことが達成されれば4点といえるのでしょうか?」
ときくことで10点迄の途中の段階の状態やワンステップ上の課題も明確にすることができます。

どちらにしても、業務での具体的で数値化できる目標でない場合には、主観的な点数付け(スケーリング)で、点数から逆に具体的な内容、状態を考えるのです。

その他には、解決ゴールへ進んでいる段階ではなく、
「問題を解決しようという気持ちは、どれ位ありますか?」
また「問題を解決する自信はどれ位ありますか?」「それぞれ1〜10までに点数でお答え下さい」
で数値化してその時々の心の状態を口に出して共有化することもできます。

自問自答の場合は書き出して、自分自身で明確にしていきます。

さあ、今が何点であっても、スケーリングクエスチョンを活用して1点(一歩)ずつ進んでいきましょう。

それではまた次回で。


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2024年11月25日

No381:「解決ゴールに近づいている点を探そう」

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解決ゴールに近づいている点を探そう
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現在のシリーズテーマ「問題をなくすことより目標【目指す姿】へ向かおう」で,前回は「ゴール(目標)は明確にしよう」でした

今回は、この「ゴール(目標)を明確にすること」と同時に、現時点でそのゴール(目標)に向けて、少しでも進んでいる点、部分的にはできている点等、を探すことです。

つまり「解決ゴールに近づいている点を探そう」です。

問題解決に取り組む際に、目指す姿へ向かう際に、私たちはできていない点、うまくいっていないこと等の問題点に目が行き、同時になぜできないのだろう、うまくいかないのだろうと考えてしまうことが多い。

なぜできないのだろう?という原因探しの方向へ行くと、解決が出来ていない自分の弱みや問題点の掘り下げになったり、周囲や条件の問題点等を口にしてできない理由探しになったりすることもあります。

原因らしきものが見えたとしても、それはすぐなくす事ができなかったり、外部の問題や環境条件であると簡単に変えることが出来ないものが多いのです。

それよりも、これまでそして現時点で目指す姿(解決ゴール)に近づいている点、すなわち解決ゴールに向けて以前よりも少しでも進んでいる点、部分的にできている点、場面や状況ではうまくいっていること、を探すのです。

そうする方が前向きな気持ちになりますし、肯定的な考えにもなります。その中で解決に役立つことや使えることも見えてきます。

「解決ゴールに近づいている点を探そう」を具体的に進める方法として『スケーリング(点数付け)』があります。

スケーリングは、目指す解決ゴールを10点(満点)として、現時点で何点が自己評点をつけることです。
そしてその点数分の中身を考えることです。

例えば、まだあまり進んでいないので「3点」とします。
普通はなぜ3点なのか点数が低い理由や現状ではまだできていないことに意識が行きますが、そちらではなく、3点とつけたその3点分の少しでもてきている点、進んでいる点を口に出す(書き出す)のです。
このできている点、進んでいる点を【リソース】と呼びます。

※スケーリングでは、10点から1点の間で評点を付けます。つまり0点はありません。
少なくとも問題だと思っていること、そして目指す解決ゴールが明確になっているだけでも1、2点と言えます。

点数分の中身(リソース)を明確にするためには、(その問題の主役:解決の主体者に)以下の質問をすることです。

(3点の中身について)
「以前より現時点で少しでも(目指す姿に向けて)進んでいることは何ですか?」
「以前よりできている点があるとしたら、それは何ですか?」
「どんな場合や状況では、うまくいっていますか?」
「問題について見えている点や整理されて点はどんなことがありますか?」


ということで、足りない部分(今回では7点)ではなく、現時点でも解決ゴールに近づいている点を探していきましょう。


それではまた次回で。


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2024年11月20日

No380:「解決のゴールを明確にしよう」


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解決のゴールを明確にしよう
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前回テーマ「問題をなくすことより目標【目指す姿】へ向かおう」
『問題(ここでは、うまくいっていないこと等のネガティブな現状)をなくすためにどうしたら良いかを考えるよりは、目指す姿・目標(課題)を明確にして、そこへ向かう行動を決めて進んで行こう!』というアプローチの具体的な方法です。

今回は「ゴール(目標)は明確にしよう」
解決するために、そのゴール(目標)を明確にすることが必要です。

多くの人が解決にたどりつくにはどうしたらいいかが分からない、つまり解決へ進む道が分からないとなるのは、行き方が分からないより目指す解決のゴールがはっきりしていないことが多いのです。

ゴールが分かっているがその方法が分からないという場合も、実は到達がかなり困難なコールを目指そうとしたり、どうにもならないことをゴールにしたりしていることが少なくありません。

ゴールがあいまいであったり、抽象的な表現であったりすると、同じように進みようがないのです。

まず、ゴールを明確にすることが大切な第一歩になるのです。

そのための3つのポイントがあります。

(1)達成可能なゴールであること
(2)具体的なイメージ(目に浮かぶような姿、絵に描けるような状態)であること
(3)大きな変化が必要な場合は、ゴールを細分化する、又は最初のステップのゴールを決めること

ゴールを明確にするためには、以下の質問をすることです(その問題の主役:解決の主体者に)。

「あなたが(私が)、一番求めていることは何ですか?」
「あなたは(私は)、この問題がどうなっていたらいいのですか?」
「もし全てが解決した(目指す姿になった)としたら、今と何がどう変わっていますか?」

(出来るだけ具体的にかつ、複数のことをあげてみます。)
「最初のステップではどうなっていたらいいのですか?」

自分が求めていること(解決のゴール)が明確になると、そのために自分ができることも見えて来ることが多いのです。

以上「解決のゴールを明確にしよう」でした。


それではまた次回で。


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2024年11月11日

No379:「問題をなくすことより目標【目指す姿】へ向かおう」

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問題をなくすことより目標【目指す姿】へ向かおう
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前回までは、「相談力」がテーマでした。
今回からは、いい仕事をするために現状からさらに前進していくための考え方や行動について学んでいきます。

私の管理者研修の中で、様々なテーマ・項目がありますが、中でも『コミュニケーション力』と『課題解決力』の習得・向上が2つの柱となっています。

『コミュニケーション力』とは、自分以外の人との関係づくりと共有化を深めるための考え方とスキルです。
『課題解決力』とは、現状の問題を解決する力及び今より前進させるための自分の頭の使い方です。

7月からの「コーチング」、8月からの「報連相」、「相談力」はいずれも『コミュニケーション』の分野のテーマでしたので、11月これからは主に『課題解決力』について考えていきます。


問題は、「目指す姿(目標)と現状とのギャップ」というのが研修で説明している定義です。

課題は、「問題の中で取り組むと決めた(選択した)もの」とか、
「問題解決のための設定した具体的な目指す姿、目標のこと」と定義されます。


少し研修のレクチャー的になってきましたので、話をもう少し簡潔でかつ分かりやすくします。

問題という言葉は、ネガティブな印象(困ったこと、不都合なこと、うまくいかないこと等)があります。

それに対して、課題はポジティブなイメージ(取り組むべきこと、積極的に行動すること、等)だと私は感じています。

今回のテーマ「問題をなくすことより目標【目指す姿】へ向かおう」は、『問題(ここでは、うまくいっていないこと等のネガティブな現状)をなくすためにどうしたら良いかを考えるよりは、目指す姿・目標(課題)を明確にして、そこへ向かう行動を決めて進んで行こう!』ということです。


皆さんも目の前に様々な問題があることでしょう。
また、その問題がなくなればいいと思っていることでしょう。
しかし、思うだけはなくなりません。

生きている限り、また仕事をしてく上で問題はなくならないでしょう。

その中で「問題」をなくそうと考えるより、目指す姿(こうありたいという状態)になること「課題」に取り組んだ方が活き活きしませんか、明るい気持ちになりませんか。

足元(うまくいっていない現状)を見つめ続けるより、明日のうまくいっている姿を描き、そのゴール地点へ向かって行きましょう。

では、どうしたらいいのか、ということで次回からはそのための具体的な考え方や手法、スキルを考えていきます。


それではまた次回で。


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